では、2017年の振り返り、続きいってみましょう。
昨日のPart.1につづくPart.2。2017年4〜6月にかけて取り上げたペダルを改めて見てみます。記事日時順に載せていってみます。
では、いってみましょう。
2017年、話題の新製品振り返ります! Part.1 1〜3月
2018年、はじまりましたが、まずは昨年、どんなエフェクターが出て、話題になったのか、改めて振り返ってみたいと思います。
今回は2017年の1〜3月にかけて取り上げたペダルを見てみましょう。記事日時順に載せていってみます。
では、いってみましょう。
低価格ペダル特集!チャイナなエフェクターブランドまとめてみます。
今、多くのエフェクターが発売されていますが、それらは大きく3つのグループに分けることができます。1つはBOSSやMXRをはじめとする大手メーカー。数々の定番ペダルや挑戦的なモデルなどを制作し、基本的にマスプロダクツとして販売します。
そしてハンドメイドエフェクター。そこにはFulltoneやMad Professorのように、ほぼ大手と変わらないレベルのブランドもあれば、nature soundなどのようにごく少量のみを生産するブランドも含まれています。基本的にこだわりが高いモデルが多いです。
そして第3極。それが低価格ペダル。特に中国製の低価格ペダルブランドはもはやエフェクターの中でもかなりの割合を占めているといえるかと思います。今回は、そんな中華エフェクターブランドを改めてまとめて見てみよう、という回です。
中国ブランドの大きな特徴は、「OEM」と「コピー」が同居している点。明らかにデザインが違うだけの別ブランドもあれば、筐体を変えたものもあったりします。一方で、きちんとオリジナルで製作し、クオリティを上げながら手頃なモデルもあったり、いろいろ。なのでとても全てを網羅することはできないと思いますが、できるだけ載せてみたいと思います。各ブランド簡単に説明を付けて、アルファベット順に載せていきます。
Aroma
ミニペダルやコンパクトサイズのペダルなどをラインナップしています。メインは小物系、カポやクリップチューナーなどを制作しています。
Donner
国内だとほぼAmazonでの取扱いになるかと思います。そのほとんどはRowinと同じスタイルのOEMペダルです。低価格ブランドの中でもかなり低価格なため、けっこう耳にすることもあります。
Hotone
JOYO
Mooer
Nux
Rowin
早くからスタンダードなスタイルのミニサイズペダルを制作してきたブランドです。最近はこのように中央に出っ張りのあるデザインを制作しています。同じスタイルのペダルをラインナップするブランドも数多くある、いわゆるOEM元ブランドの1つと言えそうです。
Tom's Line Engineering
こちらもスタンダードなチャイニーズミニペダルを制作するブランド。中央にノブを踏まないよう“柵”が設けられています。Aroma系のブランドだと思います。
Tone City
こちらもスタンダードな中華ミニペダルのスタイルを継承するブランド。ここはおそらく、以前Movallとして活動していたブランドの系譜にあたるかと思います。オリジナルティのあるコピーモデル・・・というとなんか変ですが、このスタイルの大本になるMooerの回路ではない回路を用いたペダルを制作しています。
Valeton
Xvive
その後Mooerはデジタル路線となり、Eno、XviveあたりがMooer的な回路を引き継ぐようにアナログペダルを制作しています。
ということで、こんな感じでしょうか。
正直、まだまだあります。日本に入ってきていないブランドもたくさんありますね。ただ、それでもかなり中国ブランドにどんなものがあるか、イメージできるのではないかと思います。文中、多少きわどい表現があったりしますが・・・そういうことかな、と思ってもらえればw
中国のエフェクターブランドは、群雄割拠です。
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TC Electronicの低価格ペダルにニューモデル8機種登場!
様々なエフェクターを数多く制作するTC Electronic。昨年発売された、低価格なペダルをラインナップするSmorgasbord of Tonesに新モデルが登場です。8機種、スピーディに見てみましょう。
TC Electronic EL MOCAMBO OVERDRIVE
まずはオーバードライブです。「極太のミッドレンジ」が特徴という対称クリッピングを用いたオーバードライブ。Drive、Tone、Levelコントロールを搭載し、ブースターからプリアンプのように使うことも可能となっています。スタンダードなペダルですね。
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TC Electronic EYEMASTER METAL DISTORTION
続いてディストーションです。GainとVolumeのみのシンプルなスタイル。「スウェーデンの死のメタルトーンを流すように特別に設計」という謎の言葉が綴られています。デスメタルなペダルってことでしょうか。ハイゲインディストーションですが、ローミッド〜ミッドが太く、ルーズなローエンドが特徴のペダルです。
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TC Electronic HONEY POT FUZZ
次はファズ。Volume、Tone、Sustainというコントロール構成は何かを思わせるものがありますね。「クラシックトーンを再現したディストーション/ファズ・ペダル」。そう、あれです。ガバ・・・失礼、ビッグなマフですね。それよりかなりディストーションよりな雰囲気もあるような感じはしますが、そんな感じのペダルです。
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TC Electronic 3RD DIMENSION CHORUS
続いてコーラスです。4つのボタンからモードを選択して使う、揺れないアナログコーラスペダル。3RDと付いていますが、いわゆるDC-2系ペダルです。セカンドじゃなくてサードなのは理由は不明です。ちなみにBOSSのDC-2はアナログ、DC-3はデジタルです。なのでスタイルは完全にDC-2再現ということになります。DC-2は揺れないコーラスとして有名ですね。私も持ってますが、実際に使うと揺れない・・・けどちょっと揺れる。普通のコーラスほどは揺れないペダルです。それがまた良い味を出しています。そこまで再現されているのか、楽しみです。
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TC Electronic CHOKA TREMOLO
続いてトレモロ。Speed、Depth、LFOコントロールを搭載。LFOは波形のコントロールとなっています。スタンダードなクラシックトレモロですね。
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TC Electronic NETHER OCTAVER
続いてオクターバー。TCにはSub 'N' Upというハイクオリティなコンパクトデジタルオクターバーがありますが、こちらはあえてのアナログオクターバー。Octave 1、Octave 2、Dryコントロールを搭載し、原音、1オクターブ下、2オクターブ下の音のバランスをコントロールします。OC-2的なスタイルのペダルですね。
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TC Electronic CRESCENDO AUTO SWELL
続いてこちら。オートスウェル、オートヴォリュームペダルです。アタックを判別して消し、ヴァイオリン奏法のような音を作るペダルですね。いわゆるスローギアペダルです。コントロールはSensitivityとAttackとなっています。
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TC Electronic IRON CURTAIN NOISE GATE
最後にノイズゲートです。アナログのシンプルなノイズゲートですね。ThresholdとDecayコントロールを搭載。ノイズゲートは、音を出していない時に音をカットするというエフェクトです。Thresholdが「音を出していないと判断する音量」の調整で、この値を下がった信号をカットします。Decayはそのカットする際にゲートを閉める長さをコントロールします。スタンダードなスタイルのノイズゲートですね。
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ということで、TC新作8モデル、駆け足気味でしたが見て来ました。全体にスタンダードでクラシックなペダルですね。
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「Mastro Valvola」!独創的デザインのイタリアンハンドメイドエフェクター!
イタリアから新しいエフェクターブランドが登場です。
「Mastro Valvola」。独特のポップなデザインを用いたエフェクターを制作するブランドですね。8機種見てみましょう。
Mastro Valvola SmoG
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Mastro Valvola Tempesta
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Mastro Valvola Love Buzz
Volume、Filter、FuzzコントロールとTimbreスイッチを搭載。このスイッチとFilterを組み合わせて真空管ライクなディストーションからスタンダードなファズまでに対応するということです。
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Mastro Valvola Attila
Volume、ToneとBufferスイッチを搭載。Tone12時でフラットなトーンとなります。Bufferスイッチはトゥルーバイパスとバッファードバイパスの切り替えです。
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Mastro Valvola Millibar
Volume、Attack、Ratio、Sustainコントロールを搭載しています。
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Mastro Valvola Tremarella
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Mastro Valvola Timelab
Delay、Filter、Mix、Repeats、そしてデジタル、アナログ、レゾナンス、モジュレーションのサウンドを切り替えるTYPEスイッチを搭載。タップテンポも対応。
タップテンポは4分、8分、付点8分に対応。0msから1000msまでのディレイタイムを設定できます。
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Mastro Valvola Area
Decay、Mix、Pre Delay/Shimmer、Dampコントロールを搭載。そしてリバーブ、モジュレーション、8thシマー、8th+5thシマーのサウンドを選択可能。リバーブモードではコントロールによりルームやホール、プレートなどのリバーブサウンドを作ることができるということです。
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「RevoL effects」!新たなミニサイズ低価格ペダルが登場!
新たな低価格エフェクターの登場です。「RevoL effects」。今では一般的となった、Mooer的スタイルのミニペダルですね。
11機種、それぞれざっと見てみましょう。
RevoL effects
RevoL effects SUNFLOWER DISTORTION EDS-02
Revol effects ORANGE OIL DISTORTION EDS-01
Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01
Level、Tone、DistortionにBoost Off、Low、High選択スイッチを搭載します。
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RevoL effects THE FUZZ EFZ-01
RevoL effects Clam Blue Chorus ECO-01
RevoL effects SURF PHASER EPH-01
RevoL effects KNOCK TREMOLO ETR-01
RevoL effects Natural ECHO EEC-01
RevoL effects AUTO WAH EWA-01
RevoL effects GUITAR TUNER EPT-01
ということで、RevoL effects各モデルでした。
ちょっと駆け足気味でしたが、エフェクターラインナップ全体がカバーされているような感じですね。かなり手頃なのは良い感じだと思います。
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「VALETON Loft Series」!伝統のスタイルをミニサイズ化したシリーズが登場!
ミニサイズペダルを中心に様々なモデルをラインナップする中国のエフェクターブランド、VALETONから、伝統的なスタイルのエフェクターをミニサイズ化したようなペダルが登場です。Loft Series。筐体下半分がフットスイッチとなっていて、操作性を高めたスタイルです。すべてアナログ回路で作られるシリーズ9モデル、それぞれ見てみましょう。
VALETON OD-10 Over Drive
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VALETON FP-10 FET Preamp
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VALETON CS-10 Compressor
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VALETON CH-10 Analog Chorus
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VALETON FL-10 HB Flanger
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VALETON PH-10 Phaser
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VALETON AD-10 Analog Delay
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VALETON TW-10 Touch Wah
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VALETON OC-10 Octave
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ということで、VALETONのLoft Series。全部ヴィンテージボスっぽい感じのペダルとなっているのが特徴ですね。
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