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Marshall Vintage Modern シリーズ


マーシャルアンプに非常にきになる新製品が登場です!
「ヴィンテージモダン」と名づけられたこちらは、まさに、古くからのマーシャルヴィンテージの復刻にとどまらず、そこからさらに一歩踏み出し、現代の音楽シーンでも充分に使えるアンプとして生まれてきました。
早速この中身を見てみましょう!

Marshall Vintage Modern Series

  Vintage Modern 2266C
ではまず、このVintage Modernシリーズの概要から見ていくことにしましょう。
このシリーズですが、基本的な目的は、ヴィンテージマーシャルアンプのサウンドを現代に甦らせることにあるようです。これまでも、Marshall JTM45やMarshall 1987X等の「Vintage Series」での復刻はありました。それはあくまで、「復刻」という点が目的だったように思います。往年のプレキシパネルによる外見はもちろん、2インプットやマスターヴォリュームなしといった、良くも悪くもヴィンテージアンプそのままのコントロール系統であったり、ハイゲインサウンドはニガテだったりと、サウンドの素晴らしさは折り紙付きであると共に、汎用性という意味では今ひとつな部分もあったのは確かです。
今回の「Vintage Modern Series」は、そういった現代の音楽シーンにおいて使いにくい部分を、JCMシリーズ等で培われた現代の技術を投入して新たに作り出された、ヴィンテージサウンドとモダンアンプの融合ともいえるものだと思います。特にこのシリーズの売りともいえる部分を書いてみますね。

  • パワー管にKT66を採用

よく「真空管搭載」の歪みエフェクターってあるじゃないですか?歪ませる際に真空管を使うことによって、ソリッドステートのアンプをフルチューブアンプの音色に近づける、という目的のものですね。ですが、フルチューブアンプにおいて、最も大事なのは、歪みを作る「プリアンプ」ではなく、パワーアンプに搭載された真空管が最もサウンドキャラクターに影響してくるわけです。まぁ、音が最後に通る増幅装置ですから当たり前といえば当たり前なんですが・・・。(そういえばVOX ToneLabはパワーアンプ部に真空管を通していましたね)
で、このKT66という真空管ですが、60年代前半のマーシャルアンプに使われていたものの、供給が安定しないためにEL34に切り替えられた、という経緯があるようですね。ですが今回はこだわって、KT66をあえて搭載しているようです。

  • プリ管にはECC83を4本

パワー管がサウンドキャラクターに非常に影響を及ぼすことはさきほど書きましたが、かといってプリ管で基本的なサウンドを作る、という仕組みに変わりはありません。さきほどのエフェクターの例だと、「フルチューブアンプ」の音色とは違っていても、やはりオペアンプ方式の歪みエフェクターにはない「真空管っぽさ」が出ますよね。それと同様、やはりプリ管も大事なのです。このECC83は、Marshall JTM45においてはプリ部に3本搭載されていましたね。今回のシリーズではそれを4本搭載しています。

  • スピーカーにCelestion G12C-25

コンボアンプの「Vintage Modern 2266C」および、このシリーズのキャビネット「Vintage Modern 425A」「Vintage Modern 425B」には、ジミ・ヘンドリクス邂逅40周年モデルとして作られたMarshall Jimi Hendrix Super 100JH Full Stackと同様のCelestion12インチスピーカー。G12C-25が使われています。
Marshall Jimi Hendrix Super 100JH Full Stackといえば、プリアンプにECC83を3本、パワーアンプにKT66を4本搭載していましたから、ある意味非常にこのVintage Modernシリーズと似通っていますね。

  • シンプルな回路構成


このVintage Modernシリーズは、できる限り最低限の機能で構成されていて、そのシンプル設計故に、レスポンスが非常にいいそうです。ピッキングや音の反応速度はもちろん、ギター側のヴォリューム操作等にもリニアに反応する、ということですね。LovePedal COT 50のレポートで感じた、あの感動的な反応性を超えるものがあるとしたら、それは素晴らしいものだと思います。このVintage Modernシリーズはヴィンテージアンプ同様1ch仕様なのですが、2ch仕様にする必要性がないだけの反応のよさがあったからかも知れませんね。

  • モダンアンプにあって当然の機能を搭載

エフェクトループ、およびデジタルリヴァーブ、フットスイッチ、マスターヴォリュームと、現代のギターアンプには当然のように搭載されている機能は、このシリーズでも搭載されています。また、ヴィンテージマーシャルアンプでは対応しきれない高いゲインにも対応することができるようになっていて、古いマーシャルアンプの持つ太いクリーンや極上のクランチサウンドはもちろん、さらにハイゲインな歪みまでカバーできるわけですね。これは最強だと思います。

  • ルックス

見た感じ、JCM2000シリーズと同様、モダンマーシャルアンプの筐体とほぼ同じように見えますが、下地にパープルを使っていて、明るいところではブラックに、暗いところでライトに浮かび上がればパープルに見えるそうです。・・・見てみたいなぁ。
 
と、概要でほぼ全てを書いてしまった感じがありますが・・・wこのシリーズのラインナップを見ていきましょう。

 Vintage Modern 2466 100W Head
このシリーズのフラッグシップモデルとなる、パワー管KT66を4本搭載したフルスタック100Wモデルのアンプヘッドです。コントロール系統は共通なので、ここで説明しておきます。3バンドEQ、ブレゼンスコントロールはもちろん、マスターヴォリュームとダイナミックレンジ切り替えスイッチ、およびミッドブーストスイッチを搭載しています。もちろん、フットスイッチでも操作できる・・・はずですw
特にこの2つのスイッチがゲインアップの肝になっている感じですね。これは興味深いですね。
 

Vintage Modern 2266 50W Head
Vintage Modern 2266 50W Head
こちらはKT66を2本搭載した50Wのアンプヘッドですね。ヤバイです。私の好みにピンポイントですw
ORANGE TINY TERRORを超えて購入候補第1位になりそうですが・・・お金ためなきゃ・・・。

Vintage Modern 425A
Vintage Modern 425B
425Aはスラント型、425Bはベース型の4×12キャビネットです。セレッションG12C-25を搭載しています。

Vintage Modern 2266C 50W Combo
こちらはV2266のコンボバージョンですね。スピーカーにセレッションG12C-25を2発搭載している以外は、ヘッドモデルと全く同じです。

今回はマーシャルから発売されたニューモデルシリーズを見てきましたが、これは年内最後に超大物がデビュー、といった感じですね。JCM2000シリーズより価格が上に設定されていますが、このアンプは私のようにヴィンテージマーシャルサウンドが大好きだけど演る音楽は現代的なもの、というわがままな人にとってピッタリなのではないでしょうか。
是非とも手に入れたいアンプだと思います。



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