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Epiphone CASINO

楽器屋さんでふと目に留まった、エピフォン往年の傑作ギター、「カジノ」を試奏してきましたのでレポートします。そのサウンドの特性は意外なものでした。そのあたりを書いてみたいと思います。
『エピフォン カジノ』といえば、やはりBeatles、そしてOASISでしょうか。特にポールマッカートニーが最初に購入し、メンバーに薦めた結果リンゴ以外のビートルズ全員が所有することとなったカジノは、もはや定番のハコモノギターといっていいと思います。1961年、EpiphoneがGibsonに合併された後、Epiphoneブランドとして発売されたモデルですね。ポールマッカートニーのカジノは1962年製のものだそうです。
Gibson ES-335スタイルのダブルカッタウェイボディに、ドッグイヤーと呼ばれるP-90タイプのシングルPUを搭載し、ES-335とちがい、センターブロックのないフルアコ構造となっている点も魅力です。ボディはラミレイテッド・メイプル、ネックはマホガニー、指板はローズウッドですね。
それでは、試奏セッティングいきましょう。

Marshall JCM2000 DSL50

世界の定番キャビネット、1960。Marshall 1960A

世界の定番キャビネット、1960。Marshall 1960A
価格:113,400円(税込、送料込)

・・・・あの、試奏ってレベルじゃねーぞ、とw
まさかフルスタックアンプに繋いでくれるとは思いませんでした。それもMarshall JCM2000 DSL50とは・・・人のいない時間帯に行ったのがよかったのかも知れませんね。まぁ、ジャズコが使用中だったってのもあるかも知れませんが・・・。
では、試奏した感想を・・・。

  • 使い勝手

まずネックが薄めで、とても楽に握れますね。逆に極太ネックのレスポールなんかに慣れてる方はしんどいかも知れませんが・・・。あと、ボディの厚みがES-335と同様のハーフサイズなので、非常に弾きやすいです。グレッチとかはごついですからね。
試奏したモデルはトラピーズ・テイルピースにチューン-O-マチック(TOM)ブリッジという仕様で、これも弦交換はグレッチよりもやりやすいと思います。TOMブリッジなのでオクターヴ調整もちゃんとできますね。
ちなみに、カジノにはビグズビートレモロを搭載したモデルもありますが、このBigsby B-7というトレモロは、個人的にあまり好きではありません・・・。やはりグレッチに搭載されたBigsby B6Cがシンプルで好きですね。


  • サウンドレポート

実は今回試したモデルは、韓国製のものなんですよ。Epiphoneには、上位に日本製のEpiphone Elitistというのが存在していて、そちらは材にこだわり、製作も寺田楽器が担当し、ピックアップのGibson製のものを使うなど、いろいろとこだわってるんですが、韓国製の一般的な「Epiphone」は、どちらかというとエントリーモデルに近い仕様となっています。
それを念頭に置いた上で、サウンドレポートに行きたいと思います。なぜわざわざこんな前置きをしたか、というと、そのサウンドがちょっと意外だったんです。なので、今回のサウンドレポートは、カジノ全体の方向性というより、韓国製カジノに限った話と思ってもらえれば、と思います。
さて、このカジノ、まず音が私のグレッチに似ています。正確に言うと、「エフェクターで歪ませたグレッチ」と、この「JCM2000で歪ませたカジノ」は非常によく似たサウンドを持っています。同じフルアコの構造によるものかも知れませんが、それでもうちのグレッチ、テネシーローズはハムバッカーPUです。それにもかかわらず、P-90のカジノがこれに似た歪みを出す、というのは本当に意外でした。P-90らしい、鋭くもパワーのある音を期待していたのですが・・・。この韓国製カジノに載せられたPUには鋭さがなく、エントリーモデルにありがちな、パワー方向に振られたもののようですね。アルニコVを使っているそうですが、あまりそれらしい音は、残念ながらしませんでした。
しかし、ボディやネックはしっかり鳴っていましたし、これはPUを変えると化ける可能性が高いです。本家GIBSONのドッグイヤータイプや、LINDY FRALINも素晴らしいP-90を作っていますね。
また、サウンド自体は悪いものではありませんでしたし、逆にグレッチの歪んだ音が安い価格で欲しい、というときにこのCASINOを選択するのも一つの手です。クリーンサウンドは少し違う感じでしたが、歪みは、本当にグレッチのフィルタートロンと同じ方向性でした。ある意味、面白いですね。
それに、この値段を考えると、非常によくできたギターだと思います。


さて、今回はEpiphoneのカジノを試してみました。良くも悪くも、エントリーモデルらしい部分が残ってしまっていたのがちょっと残念でしたが、今度は上位機種にあたる「Epiphone ELITIST」のカジノを試してみたいと思います。



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