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きになるオーバードライブ from The OVERDRIVE BOOK VOL.3

今回は「six geniuses HIZUMI creator」と題されたインタビュー記事のなかから、Crowther Audioを取り上げてみたいと思います。公式ページもなく、詳細がつかみにくい、それどころかHuman Gearの製品と間違われることすらあるこのCrowther Audioについて、見ていきたいと思います。
さて、私もこの本を読むまで知らなかったのですが、Crowther Audioの代表である、ポール・クロウザーさんという方、ニュージーランドで70年代〜80年代前期に活動した有名な、「Split Enz」というバンドのドラマーさんだったのです。本人はギターを弾かないとのことですが、もともと音楽関連の電気技師の方で、このHot Cakeの元となった回路も、既に76年に完成させていたというのですから驚きですね。
LEVELとDRIVE、それぞれの設定がはっきりしていて、とにかく太いサウンドでおなじみのHot Cakeは、様々なバリエーションがリリースされていますが、基本となる回路は同じもののようです。
ずらっと並べてみましょう。

CROWTHER AUDIO HOT CAKE 3KNOBS

CROWTHER AUDIO HOT CAKE 3KNOBS
価格:33,915円(税込、送料込)

なんだか壮観ですね。STD、OLD、3Knob、XLF、W-Hot Cakeという並びになっています。STDというのは、もともとのオリジナル回路であるHOT CAKE OLDをモディファイしたもので、ヒューマン・ギアさんが代理店になった当時に作っていたからSTDと呼ばれる、とのことですね。OLDは今行ったとおりオリジナル回路です。どちらがいいかは好みによるもので、製品の間で上下はないですね。
HOT CAKE 3KnobはOLDのTONE切り替えSWをノブ式にしたもので、機能や回路事態はOLDと変わらないようです。XLFはもともとベース用に作られたHot Cakeですが、それが結果的に7弦ギターや現代の重低音に非常に合ったサウンドとなったものです。
そしてW-Hot Cakeですが、こちらは標準的なHOT CAKE OLDを元とした3Knobと、Bluesberryと呼ばれる、HOT CAKE STDを3Knob化したモデルの合体ですね。それぞれを別々に使うこともできますし、ミキシングし、「一つの歪みとして」使うこともできる優れものです。現時点での、Hot Cakeの集大成といえるのではないでしょうか。
 
さて、今回はCroether AudioのHot Cakeと、その製作者について書いてみました。実際検索してみても、Crowther Audioと書かず、「Human Gear Hot Cake」と書いている販売店さんが非常に多く、一般はおろか、業界に身を置く方ですら、その詳細を知らないことが多かったHot Cakeですが、有名なバンド出身の、しかもドラマーだったとは!それも現代的な、ハンドメイドエフェクターのさきがけとも言えるあのハイファイサウンドが70年代後期から存在していたことにも驚きですね。



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