それでは、月末恒例、2007年最初の、今月の「きになる」いってみましょう!
- エレキギター
Fender Custom Shop EVH Franken
Fender CSからの新たな「トリビュートシリーズ」としてNAMM SHOWに出展された、ヴァン・ヘイレンの「フランケン」ですね。相当な価格で出てくると思いますが、どんなものなのか、実物を見るだけでも見てみたいですね。
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PLAYTECH CUSTOM STRAT TYPE#1 Korina Top
激安ギターブランドだとばかり思っていたPLAYTECHから突如発売された新製品「カスタムストラトタイプ」です。マニアックな仕様でありながら、その中身の割には非常にリーズナブルなモデルで、とても驚いたものです。
どんな音が出るのか試してみたいですが、うちからサウンドハウスさんのお店は遠いんですよね・・・どなたか試してみませんか?
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Fender USA MBS 1968 All Rose Telecaster by Mark Kendrick
フェンダーカスタムショップ、マスタービルダーMark Kendrick氏の手によって、ようやく復刻されたジョージ・ハリスンの「オールローズテレキャスター」です。JapanやMexico製では過去にもありましたが、本家の手によって復刻されたのは初めてのことだと思います。
ビートルズの中でも、どちらかというと「目立たない存在」のジョージですが、技巧派ではないものの味のあるギタープレイで、個人的に好きなんですよね。「天才」ジョン・レノンと、ポップス志向の「王道」ポール・マッカートニーの存在が大きいビートルズですが、ジョージもリンゴも、「その他」でくくってしまうにはあまりにも惜しい存在だと思います。やはりビートルズはスーパーバンドだったんだな、と改めて思いますね。
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- エフェクター/小型プリアンプ
BOSS LEGEND SERIES FENDER '59 BASSMAN FBM-1/'65 Deluxe Reverb Amp FDR-1
NAMM SHOWにおいて最もきになるエフェクターといえばやはりこれ、BOSSとFenderのコラボレーションによるコンパクトサイズのアンプモデラーでしょうね。フェンダーはローランドのギターシンセ用のGKピックアップを搭載したストラトも発表していましたが、Roland(Boss)とFenderの提携による製品が今後さらに増えるかもしれませんね。
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Guyatone/SONIC SHAPER SS-3【グヤトーン】 |
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【3Chギター・チューブプリアンプ】Hughes & Kettner 《ヒュース&ケトナー》 TUBEMAN-MKII |
よくプロのライブなんかでもサブのアンプとして使われることもあるこのプリアンプですが、中でもケトナーらしいハイゲインチャンネルは素晴らしい出来だと思いましたね。本当に幅広いジャンルに対応できる、懐の深い製品でした。
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- ギターアンプ
EPIPHONE Blues Custom 30
Valve Juniorで小型真空管アンプ界に旋風を巻き起こしたエピフォンの、やはりリーズナブルな30Wフルチューブアンプですね。15Wへの切り替えや、エミネンススピーカー搭載と、本格的な仕様のアンプです。
Valve Juniorほど話題にはなっていませんが、密かに狙っている方もおられるのではないでしょうか。
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Fender 小型チューブアンプ
NAMM SHOWで発表された、フェンダーの小型チューブアンプです。デザインも素晴らしくて、楽器用アンプというよりもまるでハイファイオーディオ製品のようにも見えますね。どのくらいの価格で発売されるのか分かりませんが、個人的には、実はかなり「買う気」になっていますw
- その他
シンコーミュージック The OVERDRIVE BOOK
シリーズ、「きになるオーバードライブ」の元となっている本ですが、これは読んでいて楽しくなる本でした。いろいろと深く掘り下げた記事が載せられていて、おもしろい本ですね。これはオススメですよ!
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こんなところでしょうか。それにしても、今月もたくさんのアクセスをいただきまして、本当にありがとうございました。
やはり今月はNAMM SHOWというイベントの存在が大きかったですね。たくさんの新製品が発表され、きになる製品ばかりで、見ているだけでワクワクしてきました。
しかし今月はいいニュースばかりでもなかったです。ちょっと書くタイミングを逃してしまって、今月の記事では触れていませんでしたが、山野楽器さんがギブソンとの代理店契約を終了してしまいました。ギブソンほどのメーカーですから、すぐに次の代理店が決まるとは思いますが、しばらくの間、日本にギブソンの新製品が入ってこない、といった状態になるかもしれません。
また、現在出回っている山野楽器オーダーによる日本限定モデルの生産も打ち切られるのではないかと思いますので、そういった製品をお探しの方は、早めに入手された方がいいのではないかと思います。
それではこれからも、「きになるおもちゃ」をよろしくお願いしますね。