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Xotic BB Preamp

Xotic BB Preamp
ブースターとして、またオーバードライブとして非常に評価の高い、Xotic BB Preampを試してきました!
そのサウンドに人気がある理由が分かったような気がします。では、いってみましょう。

Xotic BB Preamp

Xotic BB Preamp
日本人がアメリカで創始し、既に世界的な人気となっているXoticの、歪み系としては今のところ最新のモデルですね。*1
既に発売されている、「ゲインブースター」的なAC Boosterと、「クリーンブースト」的なRC Boosterでは作れない、広い範囲の音作りに対応したモデルがこのBB Preampだということですね。非常に期待が持てます。
それでは、セッティングいってみましょう!
Gibson '50s Les Paul Standard

Vox AC15 CC1

Vox AC15 CC1

アンプにVOX AC15CC1を選んだのは、前回の試奏で、自宅用として一旦見送ったこのアンプを、なんとか使えないかと考えたからです。つまり、ゲインを下げてエフェクターで歪ませた場合ならば、もしかするとあのVOX独特の低域を出さずに、フルチューブアンプらしい音色を作れるのではないかと思ったのです。(独特の低域は非常にいい味を出していますが、自宅で使うには音がより響いてしまうので・・・。)
本当ならば、私が普段使っているエフェクターで試すべきだったのですが、置いていませんでした・・・Haoも、Z.Vexも・・・。
それでは、まずは操作性を見てみましょう。

  • 操作性

非常に分かりやすいです。Gain、Volume、Treble、Bassという2バンドEQを搭載した一般的なドライブペダルのコントロールですので、迷うことはありませんね。この2バンドEQは、12時の位置で完全フラットとなり、それより下ではカット、上ではブーストに働きます。非常に細やかな気配りが一つありまして、そのEQがフラットとなる12時の位置でツマミにクリック感があり、容易にその位置に止めることができるようになっています。創始者が日本人、というのが関係するのかどうかは分かりませんが、アメリカっぽくないように思いますwとはいえ、これは本当にうれしい心配りだと思いました。
それではサウンドレポートを。

  • サウンドレポート

まず、ゲインを下げてエフェクターで歪ませることで音圧感をなくすというのは、完全にはずれました。エフェクターを繋いでゲインを下げても、エフェクターを繋がずにゲインを上げ、マスターを絞っても、どちらにしてもしっかりと床が振動しています。これでは私の家で使うと階下に振動が伝わってしまいます・・・。
というわけで、目論見は外れましたが、せっかくBB Preampを繋いでもらったので、まじめにこのペダルのサウンドをチェックしてみたところ、意外なことが一つありました。それは、思ったよりクセがあるということです。「どんなツマミの位置でもいい音」という評価が多いのですが、その評価から、非常に無難なオーバードライブだと思っていました。しかし、これは「BB Preampの音」をしっかりと持っていますね。「Preamp」という名前のゆえんでしょうか。
持っているゲインの幅は、さほど広くないです。「これ1台でクリーンブーストからハイゲインまで」といったようなことはできません。が、EQの効きがかなり素晴らしいです。このペダルの場合は、特にブースト方向の効きのよさが目立ちました。とはいえ、カット方向でも非常にいい効きでしたよ。
ピッキングやヴォリュームへの反応ですが、今回は繋いでいるアンプがフルチューブというのもあって、ゲインは非常にコントローラブルです。ただ、あえて言うなれば、BOX OF ROCKやOCDから見ると、そういった反応性は少しだけ劣るようにも思いました。
で、歪みの性質ですが、これが本当に独特で、gainのツマミを回しても、さほど、歪み量としての「ゲイン」は増加しません。どちらかといえば、ニュアンスや音圧が変わっていく雰囲気でしたね。しかし、それで音作りの幅が狭いのかというと、そんなことはなく、その「ニュアンス」の違いによって、非常に多彩なサウンドを作り上げることができそうです。そして確かに、好みはともかくとして、どんなツマミの位置にしても、「独特ながらまとまったサウンド」となり、いい音が出ます。アンプの持つ特性もしっかりと表現してくれるので、アンプで基本的な音を作る方にも最適だと思います。このあたりが非常に評価の高い理由でしょうね。
ツマミや本体にさほど高級感はないものの、そこから出力されるサウンドはまさに一級のハンドメイドエフェクターならではの音でしたね。それが逆に、「音へのこだわり」を物語っているようにも思いました。
また、XOTIC BB PREAMP Copperも置いてあったのですが、これならば見た目も非常に高級感があって、「その気」にさせてくれるペダルでしたね。好みに応じて選べるのもうれしいです。
これは是非一度、試してみることをオススメします。このペダルの持つ基本の音に好みが合えば、これほど使えるペダルは少ないと思いますよ。そして、この音が好きな人もかなり多いのではないかと思いました。

*1:NAMM SHOWでは2つのフットスイッチをもつペダルが発表されたようですが(こちら)、販売されているものとしてはこれが最新です。



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