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Hatena? Little Mama


今回は、私が使っているステージチューナー、KORG DT-10>と、音痩せ回避に便利なスイッチ、Hatena? Little Mamaをセットでレビューしてみます。
それではいってみましょう!

少し前に新製品の「ブラックカラー」の記事を書きましたが、こちらは従来からのシルバーですね。ステージチューナーを持っていなかったころ、ずっとKORG GT-12を使っていました。これは針式のチューナーで、なんといってもウクレレもチューニングできるというスグレモノ(?)でしたが、ライブをするときはすこし使い勝手が悪いのも事実です。
KORG GT-12

KORG GT-12
価格:6,800円(税込、送料別)

小型でボード内で場所をとらないのは利点ですが、まず画面部分が小さいのでステージでチューニングするときは思いっきりしゃがんでやらないといけません。また、つなぎっぱなしにしていると明らかに音が痩せます。(ほぼ全てのチューナーで言えることです)
ただし、私は1台目のチューナーには是非とも、針式のものを使って欲しいと思います。チューニングというものがどういうものなのか理解し、音程も学習して欲しいと思うからです。以前より減ってきたみたいですが、それでも「譜面の読めないギタリスト」が多すぎるように思います。せっかく学校で「音楽」を習うことができるのですから、活用しましょう。音程が分かっていれば半音下げだろうがドロップDだろうが、クロマチックチューナー一つで自由自在に調整ができますよ。
 
・・・というわけで、ちょっと脱線しましたが、ステージ用チューナーを探していました。以前はステージ用チューナーといえば定番はBOSS TU-2で、個人的に見た目が気に入らなかったのもあって、買わなかったんですね。
で、このKORG DT-10が発売されたころには、バンドもなくて、家で作曲&録音して遊んでいたわけです。しかし、やはりボードにおいたまま、それもつないだままでチューニングできるのは便利だと思って、KORG DT-10を買いました。あ、見た目がよかったから、というのもありますw
機能を説明します。基本はクロマチックチューナーです。LEDは10セント単位で搭載されていますが、LEDの明るさが段階的に変化することで。1セント単位でのチューニングが可能です。
フットスイッチでON/OFFが切り替えできるのはもちろんですが、半音下げチューニングや、周波数合わせなども簡単にできます。チューナーON時にバイパス音を出すか、それともミュートするか、というものも選ぶことができますね。

こちらがバックパネルです。左から、INPUT、FLAT、CALIB、DC IN、BYPASS OUT、そしてOUTPUTとなっています。FLATボタンは、半音下げチューニング用のものです。このボタンを押すと、例えばA♭の音がA、E♭の音がE、BがCとして表示されます。個人的にはこのモードはいらないと思ったんですが・・・まぁ、半音下げチューニングをするときにでも、自然とEADGBEのやりかたで合わせられるというのは、使いやすい、のかな?
そして、CALIBボタンは、「キャリブレーション」という機能を設定するボタンです。基本となる5弦Aの音を、438Hzから445Hzまで1Hzごとに合わせることが出来ます。これはキーボードのような、チューニングが出来ない楽器(しかも基本はギターと違って441Hz)に合わせてチューニングできるようになっているわけですね。ちなみに、暗い感じの曲ではキャリブレーションを低く、明るい曲では高くしたりすると、少し雰囲気が変わっておもしろいですよ。オーケストラなどで使われる手法です。
BYPASS OUTは、チューナーがONの時にもバイパス音が出るモード、OUTPUTはチューナーがONでミュートされるモードですね。
ちなみにこのDT-10は、内部にバッファアンプが入っていて、通常のチューナーよりも音痩せがまだ少ない方ではあるのですが、それでもやはり、音痩せはあります。というかバッファアンプを通せば音痩せが減る、というのも少しおかしな話で、たしかに影響は少なくなりますが、どちらかというと音痩せをごまかしている、というようにも思います。いろんなカラーバリエーションを出すのなら、トゥルー・バイパス仕様を作って欲しいです。「チューナー」は「エフェクター」ではないんですから、音が変わるようではいけないと思います。(ちなみにROOT20さんではトゥルー・バイパスのモディファイをしてくれるそうです)

というワケで、買ったのがコレです。

 HaTeNa ? Little Mama /【Tuner Out Switch】

 HaTeNa ? Little Mama /【Tuner Out Switch】
価格:7,980円(税込、送料別)

大阪に本拠地を置く、ハンドメイドエフェクト、Hatena?の、これは「チューナーアウトスイッチ」です。このLittle Mamaはイケベ楽器さんでしか見たことがないんですが、南船場にある工房に行って(公式ページに地図があります)オーダーすれば、好きな色、好きな仕様で「TUNER OUT」というものを作ってくれるそうです。
これは完全なチューナーアウトスイッチなんですが、A/Bセレクタとしても使えます。通常のA/Bセレクタと違う点は、完全に回路を切り離してくれる、という点ですね。全てがそうではありませんが、安いA/Bセレクタだと、チューナーから電流が逆流して、それがノイズとなることがあります。このHatena? Little Mamaは、その点を考えたもので、実際使ってみてノイズは全くありません。
では、どこが違うのか中身を覗いてみましょう。

裏蓋にはしっかりシリアルが書かれています。
 

これが中身です。非常にシンプルですね。1IN2OUTなのでスイッチは3PDTを使っています。DEEP BLUEのMODにも使った、フジソクのスイッチです。なんの変哲もない回路のようですが・・・寄ってみます。
 

分かりますかね・・・写真上の赤線と白線の間にあるモノ・・・これがキーポイントでしょう。チューブで覆われていますが、これはダイオードか抵抗でしょうか?逆流防止の働きをするとしたら、ダイオードのような気がします。形は抵抗っぽいですが・・・。
 
私はこんな風にチューナーを使っています。もちろんLittle Mamaはチューナー使用時はアンプ側はミュートされますので、使い勝手もいいですよ。
それではサウンドレポート・・・といきたいところですが、チューナーなのでどうしようもありませんw

というわけで、今回は、チューナーと、チューナーアウトスイッチについて書いてみました。特にHatena? Little Mamaは非常にオススメです!
Hatena?の工房でも、とても人気の製品らしいですよ。音痩せが気になる、という方、是非試してみてくださいね。ちなみに厳密に言えば、スイッチ一つでも音は痩せますよ。物理的に仕方のないことです。



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