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きになるペダル VOL.3 〜t.c. electronic G-SHARP〜

G-SHARP
「きになるペダル」シリーズですが、今回はラックエフェクトなのでペダルと言っていいのか怪しいですw
というわけで、今回は、t.c. electronic G-SHARPを見てみたいと思います。

このG-SHARPは、1Uサイズのラックエフェクターで、基本的な空間系を網羅したものです。ラックの入門機といった感じで、価格も抑えられている製品ですね。
t.c. electronicのGシリーズといえば、ギターのために作られた、非常に操作性のいいエフェクトとして有名ですね。そのフラッグシップモデルには、フロアとしてもラックとしても使える、t.c. electronic G-SYSTEMがあります。

では、G-SHARPの詳細を見てみましょう。
搭載されるエフェクトはディレイが8種類、フェイザー、トレモロがそれぞれ2種類、音量でなく音程を揺らせる効果のヴィブラート、フランジャー、そしてコーラスが2種類と、t.c. electronicのが最も得意とするリバーブが15種類搭載されています。
プリセットの作成は本体からも行えますが、専用のソフトウェアを使ってPCでもプリセットが作れる、というのはさすが最新のラックです。
もちろん、MIDIによるリモートも可能で、フットスイッチを使ってプリセットの切り替えなどが行えます。ディレイのタップテンポにも対応していますので、非常に便利ですね。「ラックエフェクター」は操作が難しく、さらに値段も高いという点から少し敬遠されがちですが、操作に関してはその多機能さとMIDIの独特さを「難しい」と思ってしまっている点が多々あると思います。値段に関してはやはり高いものが多い中、このG-SHARPは、実売で3万円を切る値段ということで、その搭載されるエフェクトの品質や数を考えると、非常にお買い得ではないかと思います。
個人的にコーラスは気に入ったものがあるのですが、ディレイやリバーブを探しているところですので、これは非常にねらい目です。
是非とも試してみたいと思います。



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