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T-REX ROOM MATE

高品位なエフェクター作りで定評のある、T・REXの、「ROOM MATE」と名付けられたリバーブを試してきましたのでレポートしたいと思います。なんというか、非常に丁寧な作りだと思いました。
それでは、いってみましょう!

T-REX ROOM MATE

個人的にリバーブって好きなんですが、「リバーブ」単体のエフェクターって少ないんですよね。やはり多くのアンプにプリセットされていることや、ロックギターではどちらかといえば「ディレイ」が主流であることを考えれば当たり前なのですが・・・。
まずT-REX(T・REX?)というブランドですが、デンマークのハンドメイドエフェクトブランドです。デンマークといえば、t.c.electronicや、CARL MARTINなど、とにかく「空間系に強い」ハンドメイドエフェクトブランドが並ぶのですが、こちらのT-REXはどちらかといえば歪みに強い印象があります。が、このROOM MATEを見る限りでは、空間系においても非常にすばらしいものを持っていると思いました。
それにしても面白いのは、t.c.electronicにしても、CARL MARTINにしても、基本的にこのサイズのケースを使っていることですね。これもお国柄なんでしょうか。(ちなみにアメリカはMXRサイズが多く、日本を代表するBOSS/MAXON/IBANEZは長方形の電子スイッチモデルが主流というのもおもしろいです。)
さて、このT-REX ROOM MATEですが、1インプット、2アウトプットのステレオ仕様で、コントロールはMIX LEVEL HIGH CUT、そして4種類のリバーブを選ぶロータリースイッチとなっています。
このリバーブの特徴といえば、やはり「真空管」でしょうね。スプリングリバーブやデジタルリバーブというのはよく見ますが、真空管を使ったモデルというのは非常に珍しいように思います。
4種類のリバーブは、基本的な「PLATE」、ダイナミックな「HALL」、より明るく、大袈裟な「BRIGHT HALL」、そして薄いリバーブと、深みをもたせる軽めのコーラスを合わせた「REVERB with CHORUS」が搭載されます。
それでは、試奏セッティング、いってみましょう!

Fender Stratocaster 詳細不明

T-REX ROOM MATE

今回の試奏ですが、お店にあった試奏用ギターを使ったので、ギターの詳細はわかりません。雰囲気的に、Fender USAのスタンダードストラトだと思うのですが、なんともいえませんね。
ちなみに、ROOM-MATEも中古品でした。お値段¥35,000・・・。ネットでの最安値でこの値段ですから、この中古品はあまりお得とはいえないかも知れません。(定価は¥63,000なんですけどね)
それでは、サウンドレポートいってみましょう!

  • 操作性

非常に使いやすく、好印象でした。とにかくツマミの効きがすばらしく、「リバーブってこんなに多彩なんだ」とあらためて思いましたね。ちょっと感動しましたw
LEVELノブでは、全体の出音のレベルを設定し、MAXにすると少しブーストもかけることができますね。「ソロのときだけ音量をすこし上げてリバーブをかけたい」という使い方もできます。
4種類のリバーブ切り替えは、どのリバーブがどれなのかということさえ分かっていれば問題ないですね。

  • サウンドレポート

まずノイズの少なさに驚きました!かなり深めにかけても、リバーブ独特の「シャー」というノイズが乗りません。これはレコーディング現場で非常に重宝するんではないでしょうか。
モード1の「プレートリバーブ」は、本当に素直で、JC-120についているリバーブと比べても、明らかにこちらの方が高品質であることが分かる感じがしました。
「ホールリバーブ」は、まさにダイナミック。すこしリバーブ音がこもったような印象で、レトロな印象を受けました。なんというか、アナログディレイをショートで掛けた感じです。「ブライトホール」はそのこもった感じがなくなり、さらにダイナミックになります。あまり強く掛けすぎるといやらしいことになるかもしれません。
そして「リバーブ+コーラス」のモードですが、これは面白いですよ。なんというか、新たな「アコースティックシミュレータ」といっていいようなサウンドでした。特にアルペジオプレイを行うと本当に、エレアコのような音が出ていましたね。これは面白い効果です。たぶんリバーブの後にコーラスをつないだ感じなんでしょうね。
そして、真空管の影響だと思いますが、全体的に残響音が太いです。それでいて、スプリングリバーブのように前に出過ぎることもなく、非常にいい感じです。本当に「リバーブを極めた」エフェクターだと思いました。

というわけで、今回はROOM MATEのレポートでした。価格は高いですが、ここまでノイズレス、ハイレスポンスを考えると、妥当な線であるようにも思います。ただ、それを買えるかどうかというのは別ですが・・・w
「リバーブが好きだ」という方は、是非とも試してみることをオススメしますよ!



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