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ギターの仕組みとメンテナンス VOL.1 〜フロイドローズ〜

新しいシリーズをはじめたいと思います。その名も「ギターの仕組みとメンテナンス」ということで、ギターのパーツや電気系などの仕組みや、そのメンテナンス法などを書いていけたら、と思っています。
その第一回は、記事のリクエストをいただきました、「フロイドローズの仕組み」についてです。
では、いってみましょう!

  • フロイドローズユニットとは

フロイドローズ(フロイ「ト」ローズではないですよ、念のためw)というのは、エレキギターに設置するアーミングユニットのことで、その名称は、開発者の「Floyd Rose」さんの名前をそのまま使っています。
歴史としては、もともとフェンダーのストラトキャスターに搭載されるシンクロナイズド・トレモロを使って、ジミ・ヘンドリクスのような激しいアーミングを行うとチューニングが狂ってしまうという欠点をできるだけ抑えるために、1977年に開発され、エディ・ヴァン・ヘイレンやブラッド・ギルズ等が使用していました。
仕組みとしては、ナット部(ストリング・リテイナーとセットで)とサドル部分で弦をネジで固定することによって、ナットからペグまでの部分の摩擦によるチューニングの狂いを解消しようとしています。

  • フロイドローズの利点と欠点

まず、フロイドローズのもつ利点について書きたいと思います。
フロイドローズの最大の利点は、そもそもの開発コンセプトのとおり、激しいアーミングを行ってもチューニングの狂いが非常に少ない、という点が挙げられます。さらに、ストラトのシンクロナイズド・トレモロよりも広い範囲でのアームダウン/アップが可能で、特にハードロック/ヘヴィメタル系のソロギターには欠かせない効果を生み出すことができます。
欠点としては、その仕組みの複雑さから、チューニングが困難である、という点ですね。特に、ライブ中にチューニングを変えるというのはまず不可能です。一応、6弦のみ1音下げて、レギュラーチューニングから即座にドロップDチューニングに変更するためにエディ・ヴァン・ヘイレンが開発したEVH Dチューナーという機構もあります。
そして、音質変化の問題があります。これはもちろん好みなのですが、弦をロックしてしまうため、ボディやネックに弦振動が伝わりにくく、そのため「どんなギターにつけてもフロイドローズの音になる」ともいわれています。とはいえ、「しっかりと調整を行えばちゃんとした音が出る」とも言われていて、そのあたりについては曖昧さがありますね。これについては、私はフロイドローズのギターを持っていないため、なんとも言えません。

  • フロイドローズ搭載ギター

「ロッキングトレモロ」として最大のシェアを誇るフロイドローズだけに、それを搭載したギターは多々ありますが、代表的なものをいくつか紹介します。

PEAVEY WOLFGANG

エディ・ヴァン・ヘイレンのシグネチャーモデルでありながら、もはやスタンダードモデルとしての地位を確立しているギターですね。フロイドローズ搭載のものが一般的ですが、搭載していないモデルや、指板が違うモデルなどがあります。

Killer Guitars

ラウドネス高崎氏のために作られたブランド、Killerのギターも、フロイドローズを搭載していることで有名です。Killerのフロイドローズは、サスティンブロックがオリジナルな形状をしていて、より長いサスティンとアーミングの幅を確保することに成功しています。

他にフロイドローズを搭載するギターとしては、ESPやJackson、Ibanez等ありますが、どれもハードロックやメタル系の、演奏性を重視したモデルに多いことが分かりますね。

というわけで、今回はフロイドローズについて書いてみました。ちょっと今回は私の調査不足で、あまり詳しいことがかけていないように思います。「ギターの仕組みとメンテナンス」のシリーズ、次回はシンクロナイズド・トレモロシステムについて書きたいと思いますが、フロイドローズについてはもう一度いろいろと調べて、もういちど詳しく書くようにしたいと思います。
最後に、フロイドローズの弦の交換方法を詳しく載せているサイトさんを紹介します。→こちら



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