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t.c. electronic G-SHARPのDynamic Delayについて追記


G-Sharp(レビュー記事はこちら)に搭載されるディレイのひとつである、Dynamic Delayについてのご質問をいただきました。ご質問の内容は、「Dynamic Delay」とはいわゆる「ダッキングディレイ」のことか、ということでした。答えはその通りなのですが、そもそもダッキングディレイって何だ?という方もおられると思いますので、ここでご説明します。
レビュー記事では、Dynamic Delayのことを、『t.c.electronic Vintage Delayに搭載されていたディレイで、信号の入力があるうちはディレイのレベルを抑え、入力量が少なくなるとディレイのレベルを上げていくことで、自然な演奏と反響を得ることができるものです』と書きました。
しかし、これならばなんでも対応できる、というわけではないので、音を使ってみてみます。以下の音源は、前半がDynamic Delay、後半がClear Delay(普通のデジタルディレイ)となっていて、他のパラメータは一切変えていません。

サンプル1

これは通常のソロです。こういったメロディ的なものを弾くときには、Dynamic Delayはこのサンプル前半のように綺麗に聞かせることができます。後半のものだと、ディレイ音がうるさくなっているのが分かると思います。
しかし、これが逆効果になることもあるのです。

サンプル2

これが、逆効果となった例です。EVHやU2のエッジのプレイなどで有名な、「付点八分ディレイ」ですね。これを前半のDynamic Delayでやると、演奏中にはディレイのレベルを下げてしまうので、単調なものとなってしまっています。しかし後半のように、通常のデジタルディレイだと、このように不可思議な効果を演出することができるわけですね。
要するに、使いどころをわきまえることが大切、というお話でした。

ちなみに、Dynamic Delayは上の写真にある、ディレイ選択用ロータリースイッチの右上にある3つのLEDで状態が表示されます。これは現在のディレイのレベルを表示するもので、左から-12dB、-6dB、-3dBとなり、通常、音をだしている間は3つとも点灯しています。そして、音を伸ばすなどして、だんだんエフェクターへの入力レベルが下がってくると、LEDが2つ、1つと消えていき、ディレイのレベルが上がっているのが分かる、という仕組みです。このLEDはDynamic Delayでしか点灯しません。
 
というわけでt.c. electronic G-SHARPをはじめとする製品によく搭載されている「Dynamic Delay」の説明でした。



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