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エフェクターボードについて

エフェクトボードについての記事を書いて欲しいというご要望を、少し前にいただいておりました。
ありがたいことです。早速、書いてみようと思います。では、いきましょう!
エフェクターを複数持ち歩く、というのはなかなか面倒なことですよね。1つや2つならばギターケースのポケットに入れておく、ということも考えられますが、それが3つ4つと増えてくるとそういうわけにも行きませんし、また、1つ数万円するようなペダルもあって、そういった場合には軟弱なギグケースに入れるのはちょっと気がひけるというものです。
そこで登場するのがエフェクターボード(エフェクトボード、エフェクターケース)です。これは、エフェクターをセットした状態で持ち運ぶことができ、また衝撃にも強い設計のものが多く、非常に使い勝手がいいですね。
ボードの「薄いほう」にペダルを固定し、ペダルと蓋部分の間にシールドなどを入れておくことで、ギター以外の小物をまとめて持ち運ぶことができますね。
さて、今回ご要望をいただいたのは主にペダルの固定方法に関するものでした。通常、ボードの底面はマジックテープのやわらかい方のようになっていて、マジックテープの硬いほうをペダルの裏側に貼り付けて固定するのが一般的となっています。(下写真参照)

マジックテープは、ずらっと並んだ小さなフックが柔らかい起毛の部分の毛をひっかける方式によって固定され、何度もはがしたりくっつけたりすることができるという原理です。そして、これだと重たいエフェクターに使うとずれてしまったりするのでは、ということで、何かいい方法はないだろうか、というのが今回のご要望でした。
たしかに、マジックテープだとそういった心配のほかに、どうしても埃を巻き込んでしまったりして見た目もよくありません。私は今では家での使用が主で、エフェクトの接続を頻繁にとりかえるので固定はしていませんが、バンドでやっていた当時は写真のようにマジックテープで固定していました。
運搬中にはがれる、ということはあまりありませんでしたが、シールドなどに押されて動いてしまったりして、ペダルにけっこう傷がついたりしたものです。
この話題は、某有名な場所でもよく出てくるので、そのあたりでいくつか情報を得たりしましたので、こちらに紹介してみます。

  • ネジ留め

ネジ穴が二つあるワッシャのようなものを使用し、ボードにネジ留めします。エフェクターの裏蓋がネジで固定されていることを利用したもので、なかなかいいアイディアだと思いました。
言葉では説明しにくいので、画像で説明します。

灰色がペダル、黒が底面、緑がワッシャ、青がエフェクターについている裏蓋を留めるネジ、赤が新しいネジです。このように、2穴のワッシャを利用することで、エフェクターの筐体に穴などを開けることなく、きっちりと固定できると思います。ボード側はそのままだと固定できないので、サイズに合わせた板などを底面に敷くといいかと思います。これは両面テープで固定しても大丈夫だと思います。ただ、ゴム足などははずさなければいけません。

また、これの発展系として、板を加工してパッチケーブルの通る穴を開け、配線を板の下にかくしてしまうという手もあります。つまり、板を上げ底で固定するわけですね。これだと、見た目にも非常に美しい仕上がりとなるのではないかと思います。こちらのサイトさんで詳しく紹介されていますので、合わせてご覧ください。

  • カーペットやダンボールを使う

カーペットのように厚手のしっかりしたものや、ダンボールを使った固定法です。まず、カーペット等の固定材をボードのサイズに切り取り、その固定材の上でエフェクターをセッティングします。そしてそのエフェクターの底面にそって罫書き(下書き)し、その部分を切り抜きます。そして、それをボードに敷くと、エフェクトケースを逆さにでもしない限り、ペダルがしっかりと固定されてしまいます。この案を見たときは、「なるほど」と思ったものでした。これに使うものは小さくて安いもので充分ですので、いちど試してみるのもいいかもしれません。

  • 幅広いマジックテープを使う

先ほど書きましたように、マジックテープはひっかかりを利用してくっつく素材です。ですので、引っかかる部分が広ければ広いほど、強い粘着力を持つようになります。それならばエフェクターの底面全体にマジックテープを貼り、それでくっつけてしまえば非常に強力な粘着力を持つようになると思います。ただ、ゴム足などははずさなければいけません。
そうそう、マジックテープで固定したときの逸話ですが、Rocktron DEEP BLUEを固定していたときのことです。ロックトロンは比較的大きいゴム足がついていて、私はそのゴム足にテープを接着して固定していたのですが、ある日ペダルをボードから取り出そうとしたところ、ゴム足だけが取れてボード側に残ってしまいました。見ると、ゴム足を筐体に止めているのが両面テープなんですよね。マジックテープの粘着力が両面テープに勝ってしまったのでした。これには笑ってしまいました。ゴム足付のものを固定する際にはご注意くださいね。

こうして見ると、これらの中で最も実用性が高そうなのはカーペットやダンボールを使った固定法ですね。ただ、レイアウトが変わるたびに作り直さなければいけないので少々面倒ですが、マジックテープが不安な方には、この方法が最もいいように思います。工作が得意な方は、板を使って大掛かりなものを作ると美しく仕上がっていいと思います。板に取っ手を付けて取り外しもできるようにすれば、使用時にその板だけを取り出すことができるので、便利ではないかと思います。

固定法としてはこんなところでしょうか。なにかいい方法をご存知の方は、またお教えください。

では、いくつかエフェクトボードを紹介していきます。といっても、これといった「定番」というものはそんなにありませんし、あまりに安いものでなければ、しっかりと安定していると思いますので、それぞれの環境に合わせたものを選ぶのが一番だと思います。

CNB エフェクターケース PDC-8000

CNB エフェクターケース PDC-8000
価格:5,460円(税込、送料別)

ちょうど私も使っている、定番CNBのエフェクトケースです。リンク先は一番小さなものですが、ページを下にスクロールさせていくことで、いろいろなサイズのものを見ることができます。特に困ったこともなく、とても使いやすいと思います。私は銀色を使っています。


比較的小型なものの中では、非常に機能的なパワーサプライ付のソフトケースです。内部に「底板」が入っていて、そこにペダルをセットして使います。底板にはパワーサプライが内臓されていて、また、ソフトケースなので重さもかなり軽減されていると思います。そんなにたくさんのエフェクターは使わないという方には便利なのではないでしょうか。

飛びぬけた安全性と頑丈さを誇る、他とは一線を画すCAJのエフェクターケースです。価格も他に比べると高いですが、ヘヴィな使用をされる方や、これだけは壊せないというヴィンテージエフェクターや高級エフェクターをご使用の方には、一番安全性の高いケースではないかと思います。二重底となっていて、「底板」の両端にはハンドルが装備され、その部分だけ取り外してステージに持っていくことができるという優れものです。やはりプロの方で使われることが多いようですね。

では最後に独断ですが、個人的に考える大型ボードを使った一つの完成系というか、「こんなボード作ってみたい!」の例を、図に描いてみました。

まず、ファズとワウはインピーダンスの高いうちにつなげるということで、最前列に入れます。その後、バッファ、チューナーアウト付の2ループのラインセレクタに繋げ、それぞれのループに相性のいいブースター→歪みの順につなげます。それぞれ歪み/ブースターの1と2で、歪みは常時ONにしておき、セレクタの切り替えで2chアンプのように使います。さらにブースターを手前に置いて操作しやすいようにし、それぞれの歪みの調整をします。チューナーアウトからはチューナーにつなぎます。次に、歪み系全体の音量を上げたり、クリーン時にアンプをブーストしたりするブースター3をつなげ、その後に空間系エフェクトをつないで完成です。余ったスペースにパワーサプライやアンプのフットスイッチを入れてみました。これだけあれば、エフェクターとブースターを使っての歪みだけでも8種類ほど作ることができますし、相当幅広いセッティングができるのではないかと思います。本当に、こんなボードを一度、作ってみたいと思いますw
 
というわけで、今回はエフェクトボードについて書いてみましたが、いかがだったでしょうか?ボードって軽く見られがちですが、エフェクターを複数使われる方にとっては必需品ですから、それなりのものを使いたいですね。移動中に蓋が壊れてしまった、なんてことになったら本当に大変ですからね・・・。



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