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きになるペダル VOL.13 4ms noise swash

今回は、超絶発振系ペダルとしても有名な、4ms noise swashについて書きたいと思います。「第13回」という数字に合うペダルだと思います。
では、いってみましょう!

  • 4ms pedalとは

4msは、アメリカ、セントルイスに拠点を置くエフェクトメーカーで、96年に設立されたときは、前身の「3ms」という名称でした。4msのビルダーは、非営利団体であるcommonsound collectiveというところに属し、いろいろな場所の方が集まっているようです。そして、特徴的なところは、4msのペダルは回路図が公開されているという点にあります。ですので、販売しなければ勝手に作って使っていてもOK、というのが特徴的なスタンスとなっています。そして、完成品の見た目に同じものは全くないです。
回路図は、commonsound collective内のこのあたりをいろいろと見ていただければ見つかると思います。

  • noise swash

現在、noise swashには小さいサイズの「mini swash」と、ノーマルバージョン、旧バージョンの「クラシック」、そしてMAX TWEEKERという発展バージョン、また自作キットも用意されているようですね。完成版だとかなり高価になってしまいます。
作れる方はご自分で作られた方がいいかもしれません。ちなみに、noise swashをはじめとする4msのペダルは、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーも多く使っているそうです。
見た目の特徴としては、とにかくたくさんのツマミがついている、というのがまず目に入ると思います。ツマミの位置はいろいろとあるようですが、どんなツマミがあるか、ということをまず書いてみたいと思います。
まずはノーマルのnoise swashに搭載されるツマミから。

  1. pregain:歪みの1stステージのゲインです。
  2. preclip:クリッピングをセレクトするミニスイッチです。
  3. swash:「ノイズサーキットのスイートスポット」ということですが、おそらくバイアスの調整です。
  4. noisegait:入力音とノイズ音のミックス量だと思います。
  5. postgain:歪み3rdステージのゲインです。
  6. treble:2バンドEQです。
  7. bass:2バンドEQです。
  8. low power:電池が切れかけのときの状態をシミュレートします。
  9. self-oscillation:発振量をコントロールします。
  10. self-osc stomp:2つあるうち、ON/OFFでない方のフットスイッチです。これをONにすると強烈に発振します。
  11. Volume:ヴォリュームコントロールです。とにかく音量はでかいです。

と、ON/OFFのフットスイッチ合わせて12種類のコントロールがあるわけですね。そして、さらにMAX TWEEKERバージョンだと、LFOや2ndインプットが搭載され・・・

  1. LFO:LFOのスピードを調整します。LEDがそれに合わせて点滅します。
  2. LFO on/off stomp:LFOのON/OFFをおこなうフットスイッチです。
  3. Tame/Trouble:古いバージョンのもの(Trouble)と現在のもの(Tame)の切り替えを行います。ミニスイッチです。
  4. External Audio:2ndインプットから入力する音を調節します。
  5. Noisevol:Volumeコントロールの前に、エフェクトのノイズの音量を調整します。
  6. Postclip:歪み3rdステージのクリッピングセレクトです。ミニスイッチです。

と、このように6種類が追加されます。さらにClean Volという入力音の音量を調節するツマミをつけることもできるようです。
MAX TWEEKERに近いバージョンの回路図を見ましたが、これだけの機能を持つ割には回路はかなり単純みたいです。オペアンプを3つ使って、3ステージに分けての増幅を行っていますね。さらに、LFOのあたりでオペアンプをもう一つ使っています。クリッピングがあるのが1st、3rdステージのみのようです。4msはACアダプタにBOSS PSA-100Pを推奨しています。回路図にもレギュレータが入っているのですが、これは「電池が残り少ない状態をシミュレートする」low powerコントロールのためのものでしょうか。まぁ、回路が単純といっても、部品点数はどうしても多いですね。
さて、サウンドなのですが・・・なんといえばいいのか、とにかく斬新な音みたいですね。こちらから、YOUTUBEにUPされている自作されたらしいnoise swashのサウンドを聞くことができますが、とんでもないことになっていますw
音量は相当大きいらしく、ギターアンプに接続する際は、アンプのヴォリュームを下げ、さらにnoise swashのヴォリュームも小さくし、self-oscスイッチもOFFの状態でつながないと、アンプが飛んでしまうかも知れないので注意する必要がありそうです。ご自作される際のパーツリストはこちら、回路図はこちら(pdf)あたりにあります。他にもバージョン違いでいくつかありますね。ここからさらにモディファイしたり、いろいろ改造されるのももちろん自由です。ただ、自作はもちろん個人の責任においてされてくださいね。
 
というわけで、今回は4ms noise swashでした。一度触ってみたいペダルだと思います。



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