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Line6 DM4 Distortion Modeler

お盆休みも終わってだいぶ涼しく・・・なっていませんw
昨日は熊谷とかで最高気温が過去最高記録更新の40.9℃だったそうですね。40℃の気温は味わったことがないです・・・。
ちなみに、世界中の自動車会社が新車を作るとき、「熱対策」のテストするのが日本の真夏の高速道路(渋滞中)だそうで、あれは車にとってもかなり過酷な状況らしいですね。「日本車の頑丈さ」の秘密なのかもしれませんw
さてさて、というわけで、やまさんにリクエストをいただいていた、Line6 DM4を試してきました!これ、かなりすごいかもしれません。
ではいってみましょう!

LINE6 DM4

LINE6 DM4
このペダルには、16種類のエフェクトモデリングが搭載されていて、各設定を4コまでメモリーしておくことが可能です。搭載されるコントロールは、DRIVE、VOLUMEと3バンドEQで、選んだエフェクトによっては違ったコントロールとなる場合もあります。また、プリセットスイッチを長押しすることでノイズゲートが作動し、Volumeコントロールでゲートを調整します。
ではまず、搭載されるエフェクトについて見て行きたいと思います。

  • Tube Drive

「Chandler Tube Driver」というチューブ(12AX7)搭載ペダルを基にしたサウンドです。サスティンに特徴があるようですね。エリックジョンソンが使っていたりして、有名ですね。

  • Screamer

これは言うまでもないでしょうか。Ibanez TS808のサウンドです。

  • Overdrive

DOD 250 Overdrive Preampを基にしたサウンドです。イングウェイ・マルムスティーンなどが使っていることでも有名ですが、基本的にさほどゲインの高くない甘いサウンドだと思います。

  • Classic Distortion

Proco Rat(初代)のモデリングだそうです。ファズよりなディストーションですね。
このペダルでは、MidコントロールがRatのFilterコントロールとなるようです。

  • Heavy Distortion

BOSS MT-2 Metal Zoneのモデリングです。

  • Colordrive

COLOR SOUND OVERDRIVERを基にしたサウンドです。もろブリティッシュサウンドなペダルだったそうですね。

  • Buzz Saw

Maestro Fuzz Toneのモデリングです。世界で最初に作られ、販売された(と思われる)ファズペダルですね。

  • Facial Fuzz

ARBITER FUZZ FACEのモデリングです。もはや説明不要でしょうか。ジミ・ヘンドリクスをはじめ、さまざまなアーティストが使用しているファズですね。

  • Jumbo Fuzz

Vox Tone Benderを再現したサウンドです。ペダルの方は現在COLOR SOUND TONE BENDERとして出ています。

  • Fuzz Pi

名前からも分かりますが、Electro-Harmonics BIG MUFFのモデリングですね。
MIDコントロールがBIG MUFFと同様の動きをするトーンコントロールとなっています。

  • Jet Fuzz

Roland AP-7 Jet Phaserのモデリングです。このモードではノイズゲートがなく、Bassコントロールがフェイザーのフィードバック、Midがファズのトーンコントロール、TrebleコントロールがフェイザーのRateとなるようです。マイナーなペダルを選びましたね・・・。

  • Line6 Drive/Line6 Distortion

このペダルのオリジナルな歪みです。Line6 Driveの方はさきほどのTone Benderを、そしてLine6 Distortionは得意のハイゲインディストーションです。

  • Sub Octave Fuzz

PaiA Roctave Dividerのモデリング。
ファズにオクターブをミックスすることでオクターブファズのサウンドを作り出す、ピッチシフター+ファズの組み合わせです。MidコントロールがMixとなります。

  • Octave Fuzz

Tycobrahe Octaviaのモデリングです。SRVやジェフベックが使ったという非常に希少価値の高いペダルをモデリングしています。

  • Boost/Comp

MXR MICRO AMPのモデリングです。Midコントロールでコンプレッションの効き具合を調整します。

以上、16種類のエフェクトを紹介してみました。こうしてみるとすごいですね。
では、試奏セッティング、いってみましょう!

Gibson 60's Les Paul Standard

というセッティングでした。特に何の変哲もないですね。
夏休みのためか、かなり混んでいて、あまり試奏に時間をとれなかったので、大体得た印象をレポートしたいと思います。本当はすべてのモデリングについて書きたいんですけどね・・・。

  • 操作性

エフェクトのモデリングごとにコントロールの設定項目が変わることがあるというのは、かなりリアルですが、ちょっと戸惑ってしまいますね。Ratのフィルターコントロールとか、有名といえばそうですが、知らないで触るとなんでトーンが逆に効くのか、と思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、その点を除けば、普通のマルチエフェクターよりも格段に使いやすいのではないかと思います。大きさはやはりかなり大きく、そして重たいです。電池駆動だと単2が4本ですから、さらに重たくなってしまいそうですね。

  • サウンドレポート

デジタルだしどうなんだろうな、と思っていたのですが、これがなかなかすごいんです!
例えばTube Screamerのサウンド、TS808に比べて中域がすこし浅く感じたんですが、その分EQでの調整が非常にやりやすく、またかなり透明感のあるサウンドでした。RATやFUZZのモデリングもかなりよくできているように思いました。ピッキングへの反応性も、選ぶエフェクトによりますが、かなり高い方です。ファズはちょっと扱いやすすぎるようにも思いましたが、これはこれで需要があるのかもしれませんね。
そして最も得意だと思っていたハイゲインなサウンドですが、これに関してはあと一歩かもしれません。かなりデジタル独特の、あのギラギラとした硬いサウンドになっているようにも思いました。これは仕方がないかもしれませんね。
どうやらこのペダル、主に「クランチ」に力を入れて開発されたようです。PODがハイゲインで強かったのを考えると、まったく違った方向性にあるペダルであることが分かりますね。
各コントロールの可変幅はかなり広いと思います。これは本当によくできたモデリングペダルだと思います!
 
というわけで、Line6 DM4のレポートでした。このシリーズ、DL4が一番人気で、続いてMM4かFM4となるように思いますが、意外にもDM4は出来がいいのかもしれませんね!
ただ、チューブアンプだとどうかなぁ、という気はします。トランジスタアンプ向けに開発されているように思いました。



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