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テレキャス弾き比べ!

甲子園の決勝戦、熱湯・・・じゃなかった、熱闘でしたね!佐賀北高のみなさんは、初優勝おめでとうございます、
というわけで、行ってきましたよ!テレキャス弾き比べ!今回は3本のギターを試してみました。
今回試したギターは、以下の3本です。

「バインディング付」の、ローズウッド指板、アルダーボディのテレキャスです。

こちらはアッシュボディ、メイプル指板のテレキャスですね。ここまでの2本はどちらもテキサススペシャルというPUを搭載しています。

Fender USAのレギュラーラインで最上位となるテレキャスターです。なかぞのさんお使いのモデルと同じだと思います。(製造年や個体の違い、また、なかぞのさんは改造もされていますので、同じ音は出ないと思いますけどw)
ピックアップは専用に開発された、Original Vintage Teleというものです。アッシュボディにメイプル指板、ラッカー仕上げです。

今回の目的は、「テキサス・スペシャルの音」を聴くことと、50年代のアッシュボディ、メイプル指板のタイプと、60年代のアルダーボディ、ローズ指板のタイプの違いを比較することでした。USAの'52テレは、せっかくだからUSAの高グレードの音も聴いてみたかったので、あとから追加してお願いしました。

では、セッティングです。

テレキャスター

というセッティングでした。Tubemanを使ったのは、家で弾くときも使っているので、できるだけ機材を合わせるためでした。JCのリターンに挿すのと、ミキサーアウトとではどうしても違いが出ますが、試奏で「ミキサーアウトからラインで」とかはできないので、このあたりが最善でしょうか。
では、レポートいきましょう。

  • 操作性

テレキャスって思っていたよりかなり弾きやすいギターですね!
たしかに、ストラトのコンター加工は優秀で、テレキャスはそれがされていない分、ストラトより弾き難いと思われがちなのですが、個人的にはあきらかにテレキャスの方が弾きやすいです。
どういうことかというと、ストラトはヴォリュームの位置が弦から近すぎるんですよ。だからミュートもやりにくい。じゃあレスポールはどうかというと、今度はピックアップセレクターの位置があまり良くなく、強いアップストロークでセレクターが切り替わってしまうことがあるんですが、テレキャスならそれもありません。
リアPU選択時に、ヴォリュームとセレクターがかなり近付くので、どうかと思ったんですが、さほどきになりませんでした。
あえて言うとすれば、セレクターの移動距離が長いかな、という感じです。例えばフロントからリアへの切り替えをするとき、レスポールよりも一瞬多く時間がかかってしまいます。う〜む、そう考えるとSGの操作系統が一番私に合っているのかもしれませんねw え、グレッチ?それは弾きやすさで比較するギターではありませんw

  • サウンドレポート

※今回はどれもテレキャスなので、いつものように「音の傾向」ではなく、実際に弾いた音の印象を主に書きますが、ギターは同じモデルでも個体差が大きく、また機材によって音も違ってきますので、必ずしも同じ印象となるとは限りません。
では、順番にいきましょうか。まずはFender Japan TL62B-82TXから。
このギター、大変使いやすいサウンドに思いました。テキサススペシャルは少し固めで太い音が出るようですが、アルダーボディやローズ指板とのバランスは悪くないと思いました。とても使いやすいと思います。
賛否両論あるテキサススペシャルですが、悪いPUではないんですよね。ただ、あまりに搭載しているモデルが多すぎて、「とりあえずテキスペ」状態がその不人気さに拍車をかけているように思います。このPU、パワーがある分、気難しいような・・・。相性が合えば力を発揮するものの、そうでないととたんに崩れるタイプだと思いました。

では、Fender Japan TL52-88TXです。62B-88TXと比較して、よくいわれる「テレキャスサウンドらしさ」みたいなのはこちらの方があるように思いました。
しかし、先ほど書いた「テキスペの気難しさ」がここで出ました。リアPUにして歪ませると、どん、という低音が出すぎています。とくにミュートしたときですね。この低音の出方はレスポールを超えていますw
アッシュ+メイプルって高域が強調されると思ったんですが、こんなになるとは全く意外でした。あ、もしかしてアタックが出すぎてるのか!と今気付きましたw
ですが、これはPUを変えると、より「テレキャスらしい音」になるのではないかと思います。
ノーマルでバランスが取れているのは62Bですが、52の方はUSA VINTAGE PUの方が合うのかなぁ。聞いた話では、Fenderメキシコのテキスペはもう少しマイルドな感じだそうです。どうなんでしょうね。フロントPUの音は悪くなかったですよ。

では、Fender USA '52 Telecaster Thin Lacquer Finishにいきましょう。
見た目的には、52-88TXとあまり変わりません。ノブやスイッチの形も同じです。ここはフェンジャパを褒めるべきでしょう。ラッカーフィニッシュということで、年月が経てばまた違った見た目になると思いますけどね。
さて、サウンドの方なのですが、センターとリアは「最高」ですね。特にセンターのサウンド!クリーンはもちろん、歪ませたときもすごくいい音がしていました。
ただ、謎だったのはフロントPUです。リアPUとの音量バランスが全く取れていなくて、極端にこもったサウンドでした。なんというか、フロントPUだけトーンが絞ってあるような、そんな印象です。もちろんトーンは全開だったんですが・・・。

    • 追記:なべちゃんさん、そしてxさんから情報をいただきました。この当時、つまり1952年のテレキャスターは、セレクターが現代と違い、フロントPU(プリセットトーン)、フロントPU、リアPUとなっていたそうです。それを再現しているため、セレクターをフロント位置にすると大変こもってしまうようですね。ちなみに、現行のフロント-ミックス-リアのスイッチングにする改造キットも付属しているとのことです。お二人とも、ご指摘ありがとうございました!

もっとボリュームを上げればまた印象が違うかもしれませんが、このフロントだけは本当に謎です。しかし、このフロントがあるからこそ、あのセンターポジションのサウンドが出る、とも言えますので、どちらを優先するのか、というところでしょうか。本当にセンターの音は素晴らしかったです。
 
というわけで、テレキャス3本と弾き比べてみました。個人的には、より「テレキャスらしい」音(いろいろあるんですが)ということで、アッシュボディ+メイプル指板のタイプが好きかもしれません。
しかし、予算を考えるとテキサススペシャル搭載のタイプが最も可能性が高かったりします。PUはあとで変えることもできますが・・・どうしようかもう少し考えたいと思いました。



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