なんとなくテルミン特集！

「世界初の電子楽器」と言われるテルミン、1919年に旧ソビエト連邦のレフ・セルゲーエヴィッチ・テルミン博士が開発した、手を触れずに演奏する楽器として有名ですね。
LED･ZEPPELINのジミーペイジがステージで使ったことで一般には多く広まったと言われています。
そんなテルミンを、ちょっと見てみたいと思います。
テルミンの開発者、レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミン博士は物理学の専門家で、特に電波感知器についての研究などを行っていたようです。晩年には自動ドアの検出器や、防犯装置なども開発していたりするみたいです。
テルミン博士は、一度渡米するも、KGBに拉致されてソ連で研究をさせられたり、彼の理解者であった、ソ連の建国にも携わったレーニンを蘇生させようとしたりと、なかなか波乱の人生を送っています。
で、テルミンですが、その名前を聞いたことはあっても、実際に触ったり演奏した方は少ないのではないかと思います。そこで今回は、手軽なものから本格的なものまで、テルミンをみてみたいと思います。

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テルミン博士と同じく、電子楽器の開発に取り組んだロバート・ムーグのブランド、moogのテルミンです。こちらはギタリストの方にもよりなじみのある名前ですね。4つのコントロールが並んでいて、Pitch、Volume、Wave、Brightとなっています。それぞれアンテナの感度、音量、波形、音質（高域？）の調整を行います。
本格的にテルミンをやってみたいという方には最適なモデルではないでしょうか。

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本当に出たばかりの新製品です。こちらは2つのコントロールと6つのミニスイッチが搭載されたテルミンです。従来のアンテナではなく、光感知によって演奏を行います。さまざまなスイッチを組み合わせて、意味不明な音を作ることもできるようです。

【エフェクター】HIWATT ECHO THEREMIN 価格：12,390円（税込、送料別）

HIWATTブランドから発売されている、ディレイ付テルミンです。開発はFernandesなのかな（？）過去に同じ筐体のものがフェルナンデスから出ていたそうです。
上部の白く丸いところがアンテナになっていて、ここでテルミンを操作します。

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ロシアの民芸品として有名なマトリョーシカの中にテルミンを内臓させた「マトリョミン」です。アンテナは頭部に内臓されているようで、頭の上に手をかざすとマトリョーシカが歌いだすというものです。おもしろいですが、ちょっと怖いかも･･･ｗ

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変態系エフェクトを多く扱う新潟の楽器屋さん「あぽろん」さんが独自で輸入されているテルミンです。頭の後ろにアンテナが内臓されています。光感知式なので、手でなく光をあてても音がでるようです。
ONにすると目が光るそうです･･･やっぱりちょっと怖いｗ
　
と、本格的なものから最後はちょっとジョークにも使えそうなものまで見てきましたが、「テルミンをとにかく手軽に触れてみたい」という方には、こんなのもあります。

学研大人の科学マガジン　Vol．17（テルミン） 価格：2,300円（税込、送料別）

プラネタリウムや、機械時計など、毎回いろいろなキットが付属する、学研「大人の科学マガジン」、その第17弾がテルミンなんです。
付録の小型のテルミンのキット（ドライバーで組み立てられ、本に書かれた改造法でアウトプット端子もつけられます）と、簡単な教則本などが付いていて、しかも安い！回路図などもありますので、ご自作のペダルにテルミンを組み込んでみたいという方にもおもしろいかと思います。
こちらの公式サイトには、動画もあります。簡易的なものなのかとおもったら、ちゃんとヴィブラートができたりするんですね。この動画を見て、テルミンの音にワウペダルをかけたらおもしろいかも、と思いました。
　
近所の雑貨屋さんでこの本を見つけ、上でご紹介した3xfxの新製品を見て、ちょっとテルミン特集をやってみようと思ったわけですが、いかがでしょう？私もとりあえず、大人の科学マガジンから始めてみたいと思います。

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