「ハンダ付けなしでケーブルが作れる」ことで有名なジョージエルス、音質面でもいいことで有名ですね。そのジョージエルスの、大変お得なセットを見つけたのでご紹介します!
今回は簡単な作成法も書いてみたいと思います。では、いってみましょう!
GEORGE L's 155 EFFECTS KIT
こちらがそのセットですね。10フィート(3.048m)のジョージエルスケーブル(黒)と、10コのL型プラグ、10コのプラグカバーがまとめて入っています。
つまり、このキットを使えば、均等に割れば60cmのパッチケーブルが5本作れるわけですね!もちろん、15cmのパッチケーブル4本と2.4mのケーブルなど、3mのケーブルを好きにカットして、好みや環境に応じた長さのケーブルを作ることができるというわけです。正直、これは安い!と思います。普段からGoerge L'sを使っておられる方はもちろん、George L'sを考えておられた方にもオススメできるのでは、と思います。
では、簡単にGeorge L's、L字型プラグケーブルの作り方を書いていきたいと思います。今回は、私がいつも使っているジョージエルスの赤いパッチケーブルを使って説明していきますが、基本的な作り方はこれと全く同じです。
まず、ケーブルを好きな長さにカットします。事前にエフェクトボード内の配置などを考えて、長さをだいたい測っておくとさらにいいと思います。今回私はペンチを使ってカットしていますが、できればケーブルカッターなどをお使いになるとなおよさそうですね。太さ4ミリ程度ですので、どんなケーブルカッターでも対応されていると思います。
カットしました。次は・・・
プラグです。L字型プラグはこんな形になっています。後ろのネジをはずしましょう。ちなみに、プラグに何か緑色のものがついていますが、これは何なのか不明です。私のは「完成品」状態で買ったものですので、作業に使う何かがついていたんだと思いますが、このキットはプラグ別々なので問題ないと思います。
さきほどはずしたネジの穴に、最初に切り取ったケーブルを入れていきます。ここは思いっきり奥まで入れるのがいいと思います。
奥まで入ったら、プラグの線を通すところ(見ればすぐ分かります)に線がくるように折り、さきほどはずしたネジを入れましょう。ここでも、ネジはできるだけ強く締めるのがいいですね。このネジが緩むことでトラブルになるのが最も多いそうです。しっかり締めていれば問題ないようです。
最後に、カバーをかぶせて完成です。シールドケーブルの作成は、基本的にハンダ付けが必要になってくるんですが、ジョージエルスの場合はハンダなしで簡単に作ることができます。
というわけで、今回はGEORGE L's 155 EFFECTS KITのご紹介でした。これはかなりいいと思います。特にジョージエルスは線が細くて、さらに音もいいのでパッチケーブルには非常に向いているタイプのケーブルといえそうですね!使っておられる方も多いです。