 【新品】ORANGE/ROCKER 30H/ヘッドアンプ/オレンジ |
さて、今日は別のものを試そうと、ライブハウスのすぐ近くにある楽器屋さんに行ったんですが、置いていませんでした･･･そこで、このアンプが目に止まったので、試させてもらってきました！
では、レポートいってみます！
Orangeは、イギリスの有名なアンプメーカーです。Oasisや椎名林檎さんが使われていたりしますね。このOrangeのアンプ、見た目がすごく好きなんですよｗ
以前、Orange Tiny Terrorを試したことがありましたが、よく考えてみると、OrangeのアンプってTiny Terror以外はちゃんと弾いたことがなかったんですよね。
そこで今回、試してみることにしました。では、セッティングいってみます。
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【新品】ORANGE/ROCKER 30H/ヘッドアンプ/オレンジ |
 非常に評価の高い、重量級のキャビネット！Orange PPC412 |
Rocker 30Hは、完全独立2ｃｈ仕様、30W出力のアンプで、プリ部に12AX7（ECC83）を3本+12AT7（ECC81）を2本使っていて、パワー部は2本のEL34で構成されています。
チャンネルはNaturalチャンネルとDirtyチャンネルで構成されていて、NaturalチャンネルはVolume1つのみというシンプルな構成、Dirtyチャンネルは3バンドEQ、Gain、Masterという形になっています。この2つの分け方はおもしろいですね。キャビネトのPPC412はCelestion Vintage '30 - 12" という12インチセレッションスピーカが4つ組みあわさった形です。
では、レポートしてみたいと思います
- 操作性
まずNormalチャンネルですが、こちらはヴォリュームが一つのみなので、何も考える必要はないと思います。Dirtyチャンネルも、通常のギターアンプのコントロールとなっているので、難しいと思うことはないでしょうね。
- サウンドレポート
このアンプ、いいです！
っていきなり言っても仕方ないんですが･･･まず驚いたのが低音の澄み切った音ですね。試奏ということで、あまり大きな音をだすことはできませんでしたが、それでも低音がきれいに抜けてくる印象がありました。
ゲインはあまり高くありませんね。フルゲインでも普通のロックではやや低め、という感じで、アンプのみで使う場合はクランチが主な使い方となるでしょうか。
このアンプのいいところは、何よりも「音抜け」だと思います。なんて言えばいいでしょうか･･･こう、スピーカーが震えるというよりも、スピーカーから少しはなれた空気が震えるという感じでしょうか。ズバッと音が抜けるタイプのアンプですね。
どちらかといえば、レコーディングよりもライブ向けなように思いました。Naturalチャンネルのクリーンもいい感じですが、やはりDirtyチャンネルの歪みがすごくいいですね。特に低域は、歪んでいるのにクリーンといった感じで、パワーコードでミュートをしてもしっかりと音圧があるので気持ちがいいです。
かといって、低域によった音かといわれると、たしかに、いわゆる「ブリティッシュサウンド」のアンプなので、Fender系のアンプのような音は出ませんが、こもった感じは特にありませんでした。
ものすごく自然な歪みというか、素直なロックディストーションだと思います。本当に、いいアンプですね！
というわけで、Orange ROCKER 30Hのレポートでした。ゲインは高くないですので、そういった音を求められる方や、フェンダー系のクリーンサウンドが欲しいという方にはあまりオススメできませんが、いわゆる「ブリティッシュロック」をされる方には、最適なアンプだと思います。見た目もいいですねｗ
