きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

Seaside Tokyo City Vol.2 〜USA Custom Guitars Custom Telecaster〜


東京レポート第二弾、今回はシーサイダーさんのメインギターをご紹介してみたいと思います。USA Custom Guitarsというところのオーダーモデルでした。なかなかオーダーのカスタムモデルを弾く機会というのは、楽器店ではめぐりあえない機会でしたので、とても貴重な体験でした。
では、いってみましょう!
東京1日目、前回ご紹介した楽器屋さん巡りの後、夕食をシーサイダーさん、そしてVopal Craftsの望都さんとご一緒させていただきました。
シーサイダーさんは、すごい昔っからの友達みたいな感じで、とてもいい人でした。話も合いますし、とても楽しかったです。そして望都さんは、The Equusというガレージロックバンドをやっておいでのイメージから、ちょっと怖い感じの人だと想像していたんですが(失礼)、めちゃめちゃ優しそうな人でびっくりしました。背が高くて、声量がすごくあったのが印象的です。思えばシーサイダーさん、望都さん、そして私と、全員バンド内ではヴォーカル経験者だったりするんですが、その中でも最も活動的に現役でバンドをされているだけあって、さすがだと思いました。
とりあえず、ゴーヤビールは一度体験すべきです。なんだありゃwww
お二方とも、本当にありがとうございました!

では、シーサイダーさんのメインギター、USA Custom Guitars Custom Telecaster、通称「テレ・ビコワレター」のご紹介をしていきたいと思います。

USA Custom Guitars Custom Telecaster


こちらがその「テレ・ビコワレター」です。愛称おもしろいw
見た目はごくふつーの、キャンディアップルレッドのテレキャスターですね。失礼な言い方をすれば、遠目にみるとこのあたりのモデルに見えてしまってもおかしくないモデルです。
というのも、実はシーサイダーさんはあえてそういうタイプをオーダーされたのだそうです。なんかカスタムモデルというと、キルテッドメイプルとか、バースアイとかを使いたくなるものですが、そうではなく、あえて「何の変哲もない」モデルというのを狙ったということですね。
ところが、この中身はとんでもなくこだわって作られたモデルです。たとえば・・・

この塗装ですが、限界まで薄く塗られたポリ塗装なんですよ。今の技術だと、ラッカーよりもポリの方が薄い塗装にすることが可能なんですね。なので写真に映っている筋は傷ではなく、ライトアッシュボディの木目です。こんなカラーで木目が見えるギターを見たことがありませんw
それほど薄い塗装だということですね。ぶつけたら大変そうです・・・。

こちらはカラハムのブリッジプレートに角度付ブラスサドルというブリッジ部。こだわってますね・・・。

通常テレキャスのジャックはネジ止めではないんですが、それだと抜けてくる可能性があるということで、ネジ止めタイプを使われています。

ヘッドです。塗装というか、フィニッシュのきれいさをのぞけば、ノーブランドのエントリーモデルだと言われても分からないかも・・・w しかし、ここもこだわりが満載です。

まず、ヘッド側から調整できるトラスロッドを採用!70年代ストラトのようなブレットタイプではなく、あくまで50年代風の見た目を重んじた形となっています。

ペグもGotohのロックタイプ。マグナムロックとは違うものだそうです。ペグ上部の溝は、コイン等で回すことで、チューニングの微調整も可能となっています。通常タイプだとここに弦がきてしまうので、それはできないんですよね。

そして最もすごいのはネック!
メイプルネックにハカランダ(ブラジリアンローズウッド)指板、そしてミディアムジャンボフレットを搭載しています。指板の形状が、ローフレットでは丸く、コードを押さえるのに適した形状となり、ハイフレットになるほど、徐々に指板が平らになっていき、単音弾きに適した形に変わっていくという形となっています。(compound radiusというそうです)写真のドットインレイも、通常のタイプとは違い、こだわったものになっているそうです。(詳細忘れました・・・どういうやつでしたっけ?w)

ピックアップはVooDoo製のこれまたカスタムモデルを搭載。もうこの仕様を聞くだけでおなかいっぱいとさえ思える感じでした。しかもこれ、お聞きしたところ安いんですよ。安いと言っても、当然それ相応の価格なんですが、たぶんこれをFender Custom Shopが出したら1.5倍〜倍以上の価格になるんじゃないかと思える感じです。本当にいい買い物をなさったと思います。

ここで、ちょっとUSA Custom Guitarsについてご紹介します。こちらのサイトさんを見ていただくとかなり分かりますが、Fender Custom Shop、そして全米一有名なカスタムギターショップ「ワーモス」のビルダーをい経てUSA Custom Guitarsに入られたビルダーさん(このギターを作られた方だそうです)などが在籍する、新興ながら大変評価の高いアメリカのカスタムギターショップさんです。日本でエレキのカスタムといえばやはりESPさんやフジゲンさんが有名ですが、なかなかアメリカ製のカスタムギターに触れる機会というのはないと思います。ですが、これは是非、機会があるならば触れてみるとおもしろいと思います。
では、レポートいきましょう!

  • 操作性

操作性って言葉が適切なのかどうかわかりませんが・・・まずは演奏性について。なんといっても持って弾けばすぐにこの良さが分かると思います。まず、ボディが「本物の」ライトアッシュになっているため、とても軽くて持ちやすいです。私は、個人的になんだかざらざら感のあるローズ指板よりもメイプル指板の方が好みだったんですが、このギターの指板は、ハカランダの特徴なのか、それとも作りの精密さによるものなのか分かりませんが、ざらざらというよりもさらさらとしていてとても心地よいと感じました。
フレットがミディアムジャンボになっているのも良い感じですね!うちにあるギターはどれもクラシックタイプの細いフレットばかりなので、余計に弾きやすいと思いました。もちろん、その弾きやすさには「compound radius」の指板Rも影響していると思います。
そしてブリッジ!エレキャスターはブリッジミュートがやりにくいとよく言われますが、おそらく精密な調整によって非常に低い弦高にすることも可能となったギターだからだと思いますが、ミュートプレイも全然ストレスなくできました。ミュートは、私の場合レスポールが一番やりやすかったんですが、それよりもこのシーサイダーさんのモデルの方が疲れることなく弾くことができました。

  • サウンドレポート

では、サウンドを・・・VooDooピックアップの特性もあると思いますが、とても乾いた、テレキャスらしい音でありながら、同時に太く、ちょっと低域よりなサウンド、という感じでした。なんというか、クリーンサウンドではテレらしい明るい音で、歪ませると重厚な音が出せるという感じで、非常に使いやすいと思います。生音というか、ボディやネックの振動がPUに伝わる効率もとてもいいんだと思います。
ヴォリュームを絞ると(ちなみにツマミもカラハム製?で、ちょっと高級感がありますw)、かなり控えめですがハイパスが入っていることが分かります。むしろ、私のテレはハイパスの効きが強いんだ、ということが分かりましたw
現代的なロックサウンド(といっても基本はオールドサウンド)によく合う音の出るギターだと思います。エフェクターの乗りも良い感じでした。
 
というわけで、今回はシーサイダーさんのギターをご紹介させていただきました。全く、カスタムモデルのすごさを改めて認識させられました。
弾きやすくて音が良くて、しかも無茶な価格ではないという・・・すごいですw
USA Custom Guitars、ちょっと注目していきたいと思います、というか、欲しいですw



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy