今回は、探そうとしてもなかなか見つからない、「大型のエフェクトボード」をいくつかご紹介してみたいと思います。シンプルかつ堅牢なものから、いろいろと凝ったタイプまでさまざまありますので、なかなかおもしろいと思います。
では、いってみましょう!
エフェクターって、種類がたくさんあってまたどんどん増えていくんですが、なかなかそれらを活用してボードを組むとなると、かなりの大きさが必要となってきたりして大変です。
そこで今回は、大きさが「横幅80センチ以上」という、エフェクトボードとしては特に大型なサイズのものに絞って・・・あまり数はないですが、いくつかご紹介してみようかな、と思います。
ROADREDY RRGP32
今のところサウンドハウスさん以外で見たことがない、このサイズの中ではリーズナブルなタイプのモデルです。サイズは84×48×20センチという大型サイズで、内部に仕切りバーが入っていて、これを使うことでエフェクターの組み合わせが楽に行えそうな感じがします。
Custom Audio Japan/System Board 4411 (440mm×1100mm) 【カスタムオーディオ】 |
もちろん、耐久性や使用感には定評があります。両サイドにハンドルがあり、底面のみ取り出してそのままステージへと持って行ける仕様となっていて、便利です。
Pedaltrain Pro SC / Pedaltrain Pro HC
こちらは、考え方はCAJのものに似ていますが、「エフェクトフレーム」というものを使い、そこにエフェクターを設置することによってステージへの設置をできるだけ便利にしたというモデルです。
こちらが、そのエフェクトフレームなんですが、幅81.28cm、奥行き40.64cmという大きさで、手前が低く、奥が高くなっている、いわば「エフェクト台」のようなものを使ってエフェクターを設置するというものです。かなり台にすきまがあるのが分かると思いますが、この隙間にパッチケーブルやパワーサプライのケーブルを通すことで、よりエフェクターどうしを密接させて置くことができ、さらに見た目もきれいに仕上がる、というのが良い感じだと思います。
何より、「ポケット付ソフトケース」と「キャスター付ハードケース」が用意されているのもおもしろいと思います。これのソフトケースバージョン、個人的に欲しいと思います。
Pedal Pad MPS-XL
そして、なんかものすごいことになっているのがこのボードです。金属製のプレート?を使ってラックをマウントできたり、エフェクターをたくさん置くことができたりするというモデルです。
サイズは96.52×38.1×22.86センチと、大きさはもちろん、高さもかなりあります。金属のプレートの回りにちょっとした「壁」のようなものが見えると思いますが、これがそのまま蓋をしたときの外側になりますので、ほとんどこの高さのままボードとして使うという形になるようですね。エフェクターは基本的にプレートの上に載せ、ケーブル類は下を通すというのは、ちょっとPedaltrainの考え方を思い浮かばせます。プレートの角度を変えられたり、このプレート1つ分に合わせた大きさのパワーサプライやパッチベイが搭載できたりと、非常に本格的なボードですね。
どちらかといえば、プロの方が機材車に積んでツアーに持って行くような、非常に本格的なタイプに見えます。いっぺん使ってみたいですが・・・部屋に置くと邪魔だろうなぁ・・・w
というわけで、今回は「横幅80センチを超える」エフェクトボードをご紹介してみました。うちのボードはキクタニさんのCNBのあまり大きくないタイプで、ペダルがボードに入りきらず床の上に置かざるを得ない状況なので、ちょっと大型ボードが欲しいんですよね・・・。ある程度形がまとまってきたら、どれか買ってみたいと思います。