【送料無料】エフェクター ディレイ Dunlop MXR CARBON COPY ANALOG DELAY M-169 |
今年のNAMM SHOWに出展されて話題を集めた、「Carbon Copy Analog Delay」がついに発売されるようですね。これは期待していた方も多いのではないでしょうか。
このペダルは、元Way HugeのJeorge Trippsさんによってデザインされたペダルのようです。現在Jim Dunlop(MXRの親会社でもあります)に在籍するジョージさんですが、Way Huge時代には「Aqua-Puss Analog Delay」というペダルも製作していて、これはOasisのノエル・ギャラガーも使用しているそうです。今ではすごい値段になってしまってますw
そんなジョージさんのデザインしたアナログディレイということで、Way Hugeの知名度が高い本国アメリカでは相当話題になっているようですが・・・どんなペダルなのか、ちょっと機能を見てみましょう。
ディレイといえば大柄なものが多いですが、このCarbon Copy Analog Delayは、いわゆる「MXRサイズ」・・・MXRのペダルに使うとなんかへんな感覚ですが・・・まぁその小型で使いやすいサイズになっている点がまず挙げられます。電池駆動も可能とのことです。
バイパスは「ハードウェアバイパス」ということだそうですが・・・どういう方式かはよく分かりませんw
- 追記
jwkさん(コメント欄)の情報より。
このペダルは、「ハードウェアバイパス」ではなく、「トゥルーハードワイアバイパス」と書かれています。(これは私の間違いです。)
さてでは、トゥルーハードワイアバイパスとは何なのか、といいますと、ほとんどのばあい、単純に「機械式スイッチを使っています」ということだそうです。つまり電子スイッチではない、と。そしてMXRの場合は、前にバッファを置いたタイプのものだそうです。バイパス時にもバッファを通るようです。エフェクトのON/OFF時にインピーダンスの変化を避けるための工夫?ともいえるんですが・・・まぁ、トゥルーバイパスではないってことですねw
ちなみに「ハードウェアバイパス」は、Hughes & Kettnerのペダルなどで使われている説明文なんですが・・・なんてことはなく、実はMXRのシステムを使っているということでした。結果的に、どっちも同じだったという感じでしょうかw
とはいえ、ハードワイアをハードウェアと書いたのは私の見間違いです。失礼しました。
コントロールはREGEN(Feedback)、MIX(Delay Level)、DELAY(Time)の一般的なコントロールと、ペダルの左上にモジュレーションスイッチが搭載されています。モジュレーションは、内部トリマでWidth(Depth)とRateの設定が可能です。
ディレイタイムは最大600msと、アナログディレイとしては「MAXON AD900」や「MALEKKO Echo600」と同等の性能で、もちろんBBDを使ったディレイ制御です。発振もします。
ちなみに、名前になっている「carbon copy」ですが、カーボンといえばカーボンコンポジットとかのレース関係のものを思い浮かべる方もおられるかと思いますが(私だけ?w)・・・実は「カーボン紙をつかってコピーする」という意味です。デジタルなコピー機をつかわず、カーボン紙を敷いてうえからペンか何かでなぞりながらコピーする・・・まさにアナログなコピー方式を、アナログ回路で音を「コピー」するアナログディレイになぞらえた名前ということなんですね。まぁ、カーボン紙があまり使われなくなった今では、単にコピーを取ることもcarbon copyと言うらしいですがw
さて、そのサウンドですが・・・このへんを見ていただけると分かるかも知れません。MXRという超有名ブランド製で、元Way Hugeという伝説的なハンドメイドブランドのビルダーがデザインした、コンパクトなアナログディレイということでかなり話題になっているようで、動画もたくさん挙がっています。よかったらまたいろいろ探してみてください。
というわけで、MXR Carbon Copy Analog Delayのご紹介でした。どうすっかなぁ・・・価格もけっこう抑えられていますし、買ってしまおうかどうしようか、迷いますw