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OKKO Diablo Gain+


非常に高い評価のオーバードライブペダル、「OKKO Diablo Gain+」を試してきました。ドイツ生まれのマーシャル系ハンドメイドペダルですね。正直欲しい、と思いましたw
さっそくレポートしてみます。

OKKO Diablo Gain+

こちらがその、Diablo Gain+です。OKKOはドイツのライブチヒというところに本拠を置く、ハンドメイドエフェクターブランドで、DiabloはOKKOのフラッグシップとなるオーバードライブペダルです。他にもHughes&Kettner TUBE FACTORのモディファイなども行っているようですね。
搭載されるコントロールは、上段が左からBODY、GAIN、TONE、下段がFEED、+、LEVELとなります。LEVEL、GAINはそのまま音量と歪みの調整で、TONEが主に高域を可変します。特徴的なのはBODYとFEEDで、BODYは中域と歪みのコンプレッションを、FEEDは低域とゲインを同時に可変できるノブです。+は左側のフットスイッチをONにしたとき、ゲインを増加させるものです。試奏では試していませんが、さらに内部にトリマが2つ付いていて、それぞれToneコントロールのさらに上の周波数をいじるPresence、アウトプットの中低域をいじるBassコントロールとして作用します。そして、ペダルの奥側には「LOW」と「HIGH」の切替スイッチが搭載されていて、これは動作電流を9V(Low)と内部で昇圧した18V(High)に切り替えることができます。
Diabloには他にも、「Boost+」というゲインアップスイッチではなくブーストスイッチが搭載されたタイプと、1フットスイッチ仕様のスタンダードタイプがあります。OPAMPを使っていない、いわゆる「ディスクリート回路」で作られたペダルです。

では、セッティングを。

OKKO Diablo Gain+

Roland JC-120

Roland JC-120

・・・という形でした。弾かせていただいたテレキャス、いわゆるフェンジャパのスタンダードなタイプですが、個体差なのかわかりませんが、非常に「マイクロフォニック」なタイプで、弾いていておもしろい、テレキャスらしいギターでした。
では、レポートしてみます。

  • 操作性

ちょっとコントロールが多いので説明書も何もなしだととまどう部分があるかもしれませんが、音を出しながらノブをいじればそのコントロールの役割は分かりやすいです。BODYとFEEDコントロール以外は定番的なものですし、各コントロールがしっかりと効くので、役割を理解していれば音作りはやりやすいと思います。
歪みエフェクターブックにも書かれていましたが、中央の大きな、ドラゴンボールみたいなLEDが特徴的で、ペダルをONにしたときに点灯します。それとは別に、Gain+フットスイッチの上にある「+」の文字の中央に青LEDが設置されていて、ゲイン+モードになっていると点灯します。ペダルがバイパス時にも点灯するので、現在のモードが分かりやすいです。

  • サウンドレポート

では、音を。基本的にはマーシャル系オーバードライブで、ゲインを上げればディストーションペダルとしても使えます。かなりゲイン幅が広いので、激歪みとまではいきませんが極端なドンシャリを求めなければメタルでも使えるほどです。TONEコントロールは主に高域に作用しますが、フルまであげてもキンキンすることなく、きれいに倍音が出て、それもゲインの幅広さに一役買っていますね。逆にTONEを下げると、中域が強めの、オーバードライブサウンドになります。
BODYとFEEDコントロールは、音色の微調整をサポートしてくれて、特にBODYコントロールは「最後の味付け」にぴったりという感じです。FEEDコントロールは低域と共にゲインも変わります。一番下までさげると低域が出ますがゲインと音の抜けがすこし悪くなります。ただその分レベルを上げてやれば、それもまた独特の音で、「使える音」だと思います。
動作電流の切替はLowの9V設定は18V設定よりも音量が下がり、微妙にゲインが高くなります。18V動作の方が周波数レンジが広く、ヘッドルームが高くなるため低域がしっかりと出るようですので、9Vに変えると低域が控えめになった分相対的に高域が強くなって微妙なゲインアップとなるのではないかと思います。
ゲインアップスイッチは、あまり強烈ではなく、試奏レベルでは音量もほとんど変化しませんでした。Gainノブと+ノブの設定を極端にすればかなり違いますが、どちらかといえばこれも音色の味付けを変えるような役割に思いました。
それにしても、このペダル・・・非常に気持ちの良い音が出ます。最初はMarshall JVMにつないでいただいたんですが、あまりにも出音がマーシャルでペダルの特性なのかアンプの特性なのか分からなかったのでJCに変えてもらったんですが・・・ペダル自体も変に味付けた感じではなく、自然にマーシャル風の歪みを持っていることが分かりました。ピッキングニュアンスもしっかり出ますし、とにかく音の太さと抜けは非常にいい感じです。
いわゆる「ロック」をやるなら、このペダルは「正統派な音」を出すには最高ですね。もともと持っている音質がいい上に細かい調整もできるので、様々なシーンに対応できるタイプだと思います。
 
というわけで、OKKO Diablo Gain+のレポートでした。非常によくできたペダルで、安心感のある音というか・・・自信を持って踏んでいけるようなペダルだと思います。もちろんそれぞれ好みの違いはあると思いますが、たぶん多くの人がイメージする「ロックギターの音」はこんな感じなのかもしれません。是非一度試してみてください。



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