きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

WAY HUGE 登場!!

今年1月に開かれたNAMM SHOWで、エフェクター関係機材の中では最も大きな話題をさらった、というWay Hugeペダルが、ようやく日本上陸です。もともと夏頃に発売される予定でしたが(本国ではそのくらいに発売されたようです)、あまりの人気に生産がおいつかずに遅れた、という噂を聞いています。
そんなWay Huge復活後第1弾のペダル、さっそく見ていきましょう!
軽くWay Huge復活の経緯について説明してみます。
ご存知の方も多いと思いますが、Way Hugeはもともと、最近のブティック系ペダルの先駆けのような存在で、90年代にビルダーのジョージ・トリップス氏によって設立され、数年間の活動のあと姿を消してしまったエフェクターブランドです。
アメリカではマニアの間では高い人気で、日本にもいくつか入って来ましたが、いわゆるブティック系ペダルが流行る前のことだったのもあってか、一般的に知名度はさほど高くありませんでした。早期に活動をやめてしまったということもあってか、90年代のオリジナルモデルは現在もプレミア価格で取引されています。
『Way Hugeが復活する』という噂は去年の今頃から流れ初め、半信半疑な中、ジムダンロップへのリンクを貼った公式サイトが登場、そして今年1月にはNAMM SHOWに展示され、一気に話題となりました。日本でも2月にはWay Hugeが夏に新機種発売の話が流れ(うちでも記事にしましたw)、そして今、予定から約半年遅れとなったものの、正式に復活Way Hugeのペダルが発売された、というわけです。
ちなみに、間もなく発売されるThe EFFECTOR BOOK Vol.2で私はWay Hugeのビルダー、ジョージ・トリップス氏へのインタビュー記事を書かせていただいてます。インタビューではジョージさんのおもしろい経歴とかが語られています。よかったらそちらもまた見てくださいw
では、発売されたペダルを見てみましょう。

WAY HUGE / WHE-201 Pork Lion【津田沼店】

WAY HUGE / WHE-201 Pork Lion【津田沼店】
価格:28,500円(税込、送料別)

こちらは、オーバードライブペダルです。今回の復活で開発された完全新機種で、BiFETのオーバードライブ回路と、クリーンな増幅回路を搭載し、それらをミキシングして使うことができるというペダルです。今回発売されたWay Hugeペダル全てに共通することですが、外側だけでなく内側にもポットをそなえ、非常に多彩なコントロールが可能なタイプとなっています。
まず、外側に設置されたコントロールは、Volume、Overdrive、Toneの大きな3つのノブと、clean、curveという小さなノブのコントロールです。内部にはFilter、Voice、Drive Mixのコントロールが搭載されています。通常内部に搭載されるコントロールといえばトリマポットが多いのですが、今回発売されたWay Hugeのペダルでは内部コントロールにもちゃんとしたポットが使われていて(さすがにノブはついてませんがw)、ドライバー等の器具を必要としません。ちなみに、電池ボックスも外側から簡単に開けることが出来ますし、裏蓋も、ネジ止めですがジムダンのクライベイビー同様、ゴム足とセットになっているのでドライバーを使わずに開け閉めすることができるようになっています。出先でセッティングを変えたり、電池を替えたりするときにドライバーがなくてできない、という事態になることがないので良い感じです。また、昔のWay Hugeと同様、今回発売されるペダルも電子式のフットスイッチを採用しています。
非常に細やかな音作りができ、音自体も太くて真空管アンプのブースターとして使うとよさそうなペダルです。オーバードライブとクリーンブーストのミックスは、コードの響きが明瞭になり、また設定次第ではクリーンブーストだけでも使うことができる、多彩で使いやすいオーバードライブです。

こちらはディストーションペダル。「Harmonic Saturator」のサブタイトル(?)が付いています。
Saturatorと聞くと、あのディストーションを思い浮かべてしまいますが・・・元となっている単語はどちらもSaturation、「飽和」という意味の英語です。
内部回路は多段クリッピング仕様となっていて、それがアンプライクなディストーションサウンドを作り出すという感じでしょうか。外側のコントロールはVolume、Tone、Distortion、Presence、Resonance。内部にはCurve、Hights1、Hights2のコントロールが搭載されています。ハイカットのToneコントロールに、高域をいじるPresence、低域に効くResonanceと、中域を可変するCurveコントロール、そして倍音領域の周波数を可変する2つのHightsコントロールとなっていて・・・まるでディストーションとイコライザをセットにしたようなペダルですね。音はマーシャル風スタックアンプのサウンドを基本としているようで、正統派ディストーションペダルの決定打となるのでしょうか。期待です。

今回発売された中では唯一、90年代のWay Hugeで発売していたペダルの復刻(というかバージョンアップ)となるのがこのファズペダルです。外側にはLoudness、Filter、Sustain、Scoop、Crunchコントロールが、内部にはVoiceとClipコントロールが搭載されています。もともとオリジナルのSwollen Pickleは非常に人気の高かったファズペダルで、とにかく圧倒的に幅広い音色を持っていたようですが、今回のバージョンアップによりその音色をさらに細かくコントロールできるようになり、あまり強烈な奇抜さを必要としなければ、ほとんどのシリコントランジスタによるファズサウンドを作り出せるのではないかと言える、非常に汎用性の高い強力なペダルです。高いゲインと細かい調整ができる幅広い音作りの可能性をもった、「ファズは融通が利かない」という常識を覆すようなファズペダルです。
 
というわけで、Way Hugeの新作ペダルをご紹介しました。取材の関係で少し弾きましたが・・・どれも高いクオリティを持ったすごいペダルばかりです。もうすぐ全国のお店に並ぶと思いますので、見かけたら是非試してみてください!



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy