Modtoneから新しく発売された、ソフトケースタイプのペダルボードを買ってみました。いままでちょっと小さいサイズのものしかなかったので、大きめのものが欲しかったところにちょうど発売となったのでいいタイミングでした。
ペダルボードなのでレビューといってもたいしたことは書けませんが、いってみたいと思います。
MODTONE POWERED PEDAL BOARED
こちらが外側のソフトケースです。だいたい60X40センチなのですが、けっこうでかいです。Modtoneの文字がなければ、A2サイズ(小さめのポスターサイズ)のビジネスバッグという感じでしょうか。外側にはポケットが一つついているので、ここにピックや弦などを入れることが出来ます。肩掛けのストラップもついています。
中はこんな感じで、パワーサプライ付の底板を取り出してステージ等にもっていくという形になります。深さには十分な余裕があり、ペダルの上にシールドをおいてもちゃんと閉まります。
この底板がとても便利で、中央にアダプタを挿し込み、それが8つに分岐されるようになっています。付属のアダプタは最大450mAですが、例えば1SPOTのパワーサプライなどを使うと、最大電流容量を増やしたりできます。アダプタがつながると、写真右上にある赤いLEDが点灯します。
対して、内部ではただ単に分岐されているだけですので、たとえばセンタープラスのペダルや、Xotic Robotalkをこのパワーサプライだけで他のペダルと一緒に使うことはできません。また一部のデジタルエフェクトを一緒に使うとノイズが出る可能性もありますので注意したいところです。
底板の厚もそれほどなく、またパワーサプライが内蔵されていることで、広々とペダルを置くことができるのは良い感じですね。もちろん、多くのボードの抱える問題点の一つである、底板のまわりの壁(?)の高さでジャックがひっかかるということもありません。
付属のアダプタはこんな感じです。スマートでテーブルタップに付けても隣のコンセントを邪魔しません。
せっかくなので、手持ちのペダルでボードを組んでみました。大きめのペダルを主体に8つのペダルを並べてみましたが、まだ余裕があります。
ペダルへの電源供給はボードに入っているパワーサプライのみで行っています。最大450mAですが、このくらいのペダルなら問題無く使うことが出来ます。ただ、デジタルディレイなどが入るとちょっときびしくなることがあるかもしれませんね。電流容量が足りなくてもペダルが壊れることはありませんが、当然ながら電流が足りないと動きませんので(電池切れと同じ状態)、デジタルディレイなどの消費電流の多いペダルは専用のアダプタを別に使うなどの工夫をするといいかもしれません。
こういったタイプのボードは重さが問題になりやすいんですが、空の状態だとだいたい3.6kgだそうです。パワーサプライと底板が入っていることを考えると、軽い部類のボードということになるでしょうか。写真のペダルを全部入れても、10キロは超えていないと思います。
というわけで、MODTONE POWERED PEDAL BOAREDのレビューを書いてみました。底板が独立しているタイプのボードが欲しかったので、さっそく使ってみたいと思います。
そうそう、付属品ですが、通常のセンターマイナス用のコードが8本と、ミニピンタイプ(Ibanez TS808などに使われているタイプ)が3本付属します。もちろん、両面テープ付ベルクロも付いています。使いやすいボードです。
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