ToneboneシリーズでおなじみのRadialから、真空管を搭載しない歪み系、「Bones」シリーズが登場です。真空管のあるToneboneと、真空管のないBonesシリーズ、共通するのは「Bone」(ホネ)という単語ですが、歪み系のラインナップも似た感じです。それぞれ見てみましょう。
Radial Bones Fullerton |
このペダルは、Tonebone Classicを元にソリッドステート化して作られたもので、フラトンの名前のとおり、Fender系サウンド(といってもTonebone ClassicはFender系とは違う音だとも言われています)の歪みを作り出すペダルです。Level1とLevel2の2ch仕様となっており、1はバッキング、2はリードに適したトーンを作り出すようです。チャンネルごとにヴォリュームの設定ができ、共通の2バンドEQやCUT、GAINの2つの3モードスイッチがあるところなどから、Radialらしい幅の広い音作りができるのではないかと思います。
バイパス時にはあえてアクディブバッファを通す形になっており、また常時電流を消費するクラスA回路を採用しています。その代わり電池は使えません。
Radial Bones London |
TONEBONEシリーズはどれも価格が高かったこともあり、このソリッドステート化されたBonesシリーズによってより手頃な価格でRadialサウンドを使うことができるようになったのはいいですね。また、真空管を通ったToneboneシリーズの音よりもソリッドステートのBonesシリーズの音の方が好みとなる方もおられると思います。どういう風に変わったのか、それともソリッドでありながら同等の音を作れるのか、そのあたりにも興味がありますね。
それにしても、今月はいきなり、注目の新製品が目白押しです。なんかすごいですね・・・w
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