『ヴィンテージトーンを現代に復元する』、ただそれだけを目指して設立されたアメリカのエフェクターブランド、Wattson Classic Electronics。「ヴィンテージのクローンではなく、あくまでも音の復元」を第一として製作された、最初の製品が登場しました。
元となったのは68〜69年のShin-ei UNIBOX Super-Fuzzで、発売されたのが「Wattson Classic Electronics SuperFuzz」です。
コントロールはオリジナルと同様のBALANCEとEXPANDER(VolumeとFuzz)、そして2モードのプリセットトーンスイッチとなっています。オリジナル筐体と似た形のものを使用し、INPUTやOUUTPUT、各コントロールの位置もほぼ同じように配置されています。もちろん、現代的に使いやすいよう、センターマイナスのACアダプタ端子やON/OFFを表示するLEDを搭載し、また69年モデルにはなかったものの、後の70年代モデル(デザインが変更されたタイプ)に搭載されていた内部回路のオクターヴサーキット内にあるBalanceトリマも装備しているとのことです。バイパスは明記されていないんですが、プロトタイプの写真をみるとトゥルーバイパスだと思われます。(実際に確認したわけではありません)
オリジナル機と比較したサンプルサウンドもUPされています。
また、Youtubeでのサンプルはこちらです。
比較音源を聞いてみると、このペダルはオリジナルより少しだけ元気がいいような雰囲気があるような気もしましたが、かなり高い復元率となっているのではないかと思われます。
Wattson Classic Electronics SuperFuzz、発売されたら是非とも弾いてみたいモデルですね。
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