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320design BG AF-60 〜エフェクト世界紀行 Vol.21


お借りしたペダルをレビューさせていただく、「エフェクト世界紀行」シリーズ、今回はよくコメントを書いてくださるminyさんのオリジナルブランド、「320design」のファズペダルです。
BG AF-60の名前を見ていただくと分かるとおり、これはRolandの「あの」ファズペダルを元に改良され、製作されたペダルですね。さっそく、レビューさせていただきたいと思います。

320design BG AF-60


こちらが、そのBG AF-60です。コントロールはGAIN、TONE、VOLUMEとなっています。このペダルの元となった、「ビー、ジー」という音が鳴ることで有名なファズペダルにはゲインコントロールがありませんでしたが、BG AF-60にはゲインコントロールが新設され、またオリジナル機はLEDがありませんでしたが、LEDも追加されています。もちろん、オリジナル同様トゥルーバイパスとなっています。
非常に使い込まれたペダル・・・のように見えますが、実はこれが新品のデザインです。アーミーグリーンをベースに、軍用機材のような雰囲気を出すため、非常に手間のかかる細かい加工がなされています。もうすこし見てみましょう。

全て手作業で塗装は行われるようです。「わざと傷や色むらを付けることにより、ヴィンテージ色を打ち出したデザイン」で、使い込んだ雰囲気がとてもよく出ていると思います。いわばエフェクターのエイジド加工といった感じでしょうか。かっこいいです。

ノブの周りには1〜10の番号がふられています。写真では伝わりにくいかも知れませんが・・・驚くことに、ここも別パーツを使うのではなく、ケースへの塗装で処理されています。元のアルミケースの持つシルバーカラーをうまく生かした、これまでにない発想のデザインのように思います。
ノブの形もマッチしていて美しいです。ノブはちゃんと0の位置と10の位置でぴったりと止まるようになっています。

ペダル裏側には、スケルトンなゴム足がついています。

実は320designのページを初めて見た時、このBG-AF60のデザインに一目惚れいたしまして・・・ありがたいことにこうしてお借りしてみると、現物は期待以上にかっこいい出来映えになっていると思いました。
サイト内にある、「文字部分などがアルミ地で、その他の部分を凹まして、ラッカー塗装をしてあります。」との言葉通り、塗装をさわると凹凸を感じることができます。その他の部分を凹まして〜なんて簡単に書かれていますが、この「その他の部分」ってペダルのほぼ全部ですよね・・・minyさんがどのようにして作業されているのか分かりませんが、恐ろしく手間のかかる作業であることは想像に難くないと思います。またあえてコーティングをしないことで、使っていくうちにさらに「味」が出てくるペダルになっています。なお、全て手作業なので100%同じデザインのペダルはないそうです。

BG AF-60の内部写真はNGとのことで、写真での公開はいたしませんが軽く触れておきますと、ユニバーサル基板を使ったポイント・トゥ・ポイント配線で、ひときわ目立つ、ある「ヴィンテージパーツ」が搭載されています。他のパーツも、見た感じ元となったペダルに近いように思いました。

では、レビューさせていただきます。

  • 操作性

搭載されているコントロールは一般的なものなので、全く迷うことはありません。私は元になったオリジナル機を弾いたことがないのですが、ゲインコントロールの増設は間違いなく使いやすさが向上されていることと思います。ノブの並びも、いわゆるBOSSタイプの3ノブ配置とは違っていますが、感覚で操作ができる並びになっていると思います。

  • サウンドレポート

では音を。サンプル動画をYOUTUBEにUPしました。
サンプルムービー
ギターはテレキャス、ギター側のVolumeとToneはフルテンで、リアPUを使っています。BG AF-60のVolumeコントロールは7の位置で固定です。カチっというフットスイッチの音などはカメラのマイクから、ギターの音はラインで録ったものです。ちなみに、6分30秒のあたりにフットスイッチを踏む音が入っていますが、床に置いてあったつないでいないペダルのフットスイッチを誤って踏んでしまった音です。変な踏み方をしたのでちょっと痛かったですw
で、音の方ですが、いわゆる「正統派なファズサウンド」とは違って、ディストーションに近いような独特の音ですね。ファズペダルですが、和音でも音がつぶれません。コードを弾くと非常にスピード感があって、ロック系によく合う音だと思います。反応性が高いので、ピッキングやギターのヴォリューム操作でゲインなどを変化させることができ、弾いていて楽しいです。GainもToneも、さほど可変幅は広くありませんが、その分極端なセッティングにしても使える音になり、思った通りに微調整できます。途中から極端に音が変わっていくようなポイントもありません。これらのコントロールは0にするとよりクラシックなサウンドとなり、上げて行くと現代的な音になっていくイメージがあるように思います。また、ゲインをフルにしたときのサスティンの長さはさすがですね。昔はファズペダルは「サスティナー」として使われていた時期もあるんですよね。
 
というわけで、320design BG AF-60のレビューでした。デザインや音は、どちらかといえば個性的なので好みが分かれるところかと思いますが、個人的にはデザインも音も好きなペダルです。すばらしいペダルに出会えて本当によかったと思います。minyさん、ありがとうございました!



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