electro-harmonix Big Muff with Tone Wicker |
THE FUZZ BOOKのインタビューで、エレハモの創始者、マイク・マシューさんが語っていたモデルですね。
コントロールは、Volume、Tone、Sustainと、Toneスイッチ、Wickerスイッチとなります。初代ビッグマフは3ノブのみでしたが、より幅広く使えるように2つのスイッチが増設された、といった感じでしょうか。Toneスイッチは、第三期と呼ばれるビッグマフに搭載されていた、「TONE BYPASS」スイッチで、ONにすればトーンコントロールが効き、OFFにすればトーンコントロールをバイパスするという仕様です。Wickerスイッチは高域強調で、ONにすることでよりブライトで現代的なサウンドを作ることが出来る、というわけですね。
「オリジナルビッグマフ」の復刻ということですが、これらのスイッチはToneをON、WickerをOFFにすることで、オリジナルと同じサウンドとなります。
サイズはこれまでのBIG MUFFよりも小さくなっており、現行のLITTLE BIG MUFFと同じ筐体を使用しているので、ボード内でも場所をとらずに使うことができます。
モードスイッチの増設や、ケースのノックダウンなど、このペダルはオリジナルの音を復刻しつつ、さらに実用性も向上させていますね。復刻という観点から見ると、賛否に分かれるところかもしれませんが・・・なによりこのペダルが「発売された」ことにこそ、最も意味があるのではないかと思っています。
Youtubeに、サンプルサウンドもUPされています。個人的にも、とても好きな音ですね。是非とも、惹いてみたいペダルだと思います!
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