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t.c.electronic G・Major 2

NAMM SHOWに出展された、t.c.electronicからのラック復活の狼煙、「G・Major 2」が発売されます。
G・Major 2は、手頃な価格のラック型マルチエフェクトの傑作機、G-Majorをベースにリファインされた物です。Nova Modulatorに初めて搭載された、3種類のステレオコーラスを使う「tri-chorus」や、テープを使って作られていた初期のフランジサウンドを再現した「Through-Zero Flanger」を搭載し、さらに新作エフェクトとして、「Univibe」が追加され、「Reverse Delay」や「Intelligent Pitch Shift」、「Modulated Delay」といった新アルゴリズムや、G・SYSTEMから移植されたフィルタ/ワウエフェクトなどが追加されています。
操作性も改善され、コントロール類が変更されてよりシンプルな操作が可能となっています。また、今では当たり前ですがG-Majorのころはなかった、PCからのエフェクトのエディットやプリセット操作ももちろんできるようになっているので、ラック特有の煩わしさをなくして、より快適な操作ができるようになっているのも注目ですね。
こちらに、NAMM SHOWでのデモの様子がUPされていて、特に新機能を中心に音を出しながら紹介されています。左奥にはこちらも新製品のベースアンプ、RHシリーズが地味に置いてありますね。また、G・Major 2には歪みはありませんが、このデモで歪みはもしかしたら、これも新製品のNova Driveが使われていたりするのかなぁと思いますが、これは確認できていません。もしこの歪みがNova Driveの音だったら、今後そっちも注目ですね。
というわけで、t.c.electronic G・Major 2、ラック人気復活のきっかけとなるのかどうか、楽しみですね。でも確かに、歪みはともかくとしても空間系や残響系などは一つにまとめてしまうことができれば、かなり楽にいろいろな音を作り出すことができますよね。フルアナログにこだわるのもありですが、こういったマルチエフェクトもうまく活用できれば便利だと思います。ラック機材と、コンパクトペダル、そしてアンプをうまく融合したシステムというのも、一度しっかり作ってみたいです。
 
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