きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

Clark Amplification Gainster スタジオレポート

【エフェクター】Clark Amplification Gainster

【エフェクター】Clark Amplification Gainster
価格:54,800円(税込、送料別)

弾いてきました〜!ゲインスター!
昨日はmixiで知り合った方に誘われて、スタジオに行ってきました。誘っていただいた方が、Clark Amplification Gainsterをお持ちで、弾かせていただくことができましたのでレポートしてみます。では、いってみましょう。
【エフェクター】Clark Amplification Gainster

【エフェクター】Clark Amplification Gainster
価格:54,800円(税込、送料別)

はい、こちらが噂のGainsterです。去年発売され、音のクオリティはもちろん、大きな筐体と内部基板の作り込みで話題となったハイエンドオーバードライブの一つですね。コントロールはLevel、Tone、Gainと一般的ですが、実際に見るとかなり大きいです。どのくらいかというと・・・Barge Concepts BB-1と同じケース・・・ハモンドの1590DDというケースを使っているように思いました。といっても分かりずらいですよね。MXRサイズを、縦横に2つずつ並べたくらいの大きさです。

写真提供:はしさん
ご存知の方もおられると思いますが、内部基板はこんな感じです。アンプメーカーならではの、美しいポイントtoポイント配線ですね。Opampと他のパーツを比べてみてください。各パーツがでっかくて、個人的にすごい好みな内部です。回路とか分からなくてもこれはインパクト大ですよね。すごいです。写真提供してくださったはしさん、そして快く内部を見せてくださった持ち主の方にも感謝です。
では、レポートしてみます。まずはセッティングから。

Vanzandt ストラトタイプ

【エフェクター】Clark Amplification Gainster

【エフェクター】Clark Amplification Gainster
価格:54,800円(税込、送料別)

 Fender USA ( フェンダーUSA ) Twin Amp

 Fender USA ( フェンダーUSA ) Twin Amp
価格:210,000円(税込、送料別)

というセッティングでした。ゴージャスですw

  • 操作性

コントロールは一般的ですし、特に迷うことはありません。大きな筐体はボードに納めるのが大変ですが、その代わりフットスイッチは非常に踏みやすいです。かなり余裕があるので、安心して踏むことが出来ますね。
また、でかいので重たいのかと思ったら、すごく重さは軽いんですよ。なので持ち運びは楽です。そこらのMXRサイズのペダルより軽いくらいで、これは驚きでした。

  • サウンドレポート

では音を。ゲインはそこまで高くないです。ブースター的に使えるオーバードライブですね。しかし単体で歪ませることも可能です。ピッキングやヴォリュームの反応性がすばらしいので、Gainster側はフルゲインにしていてもギター側でクリーン〜歪みまで簡単に作ることができます。その状態で作ったクリーンは、ペダルOFF時のクリーンよりも若干中域が持ち上がり、甘いトーンとなるので、あえてそれを狙って音を作るのもおもしろいです。甘いトーンといっても、低域〜高域までぼやけたり、こもったりすることもなく、クリーンでもしっかり抜けてくれます。Twin Ampの音色はすこし鋭いので、それを緩和するような使い方もありだと思いました。しっかり歪ませると、中域がメインでレンジが広く、美しいオーバードライブサウンドが出来上がります。このペダルの歪みは、アンプライクというよりも極上のオーバードライブエフェクターといった感じでしょうか。あまり主張しすぎず、アンプのサポートに徹するよう作られたペダルだと思います。
回路的には非対称クリッピングのTS系で、歪みもたしかにTS系ODの雰囲気を少し持っています。ですがTS風味は薄く、そういう意味では多くのTS系オーバードライブと比べると、アンプライクな音色と言えるかも知れませんね。先ほどの言葉と矛盾しているようですが、何を基準に比べるか、という違いで言葉が変わってくると思います。絶妙なバランス感覚で作られているペダルです。
Toneコントロールが少し変わっていて、特にToneを上げたときの音の変わり方が一般的なオーバードライブのToneと違っています。多くのペダルに搭載されるToneコントロールは、上げると高域が強くなり、それにともなって倍音が多くなってゲインが高くなるという感じなんですが、GainsterのToneは、上げると倍音が多くなってゲインが少し上がり、それにともなって高域が強くなる感覚があります。そのため、ゲイン不足を補うためにToneをフルアップにしてもキンキンせず、十分に使える音を作ることが出来ます。ストラト+Twin Ampでトーンフルにしてキンキンしないというのはかなり驚異的だと思います。かといって中低域がそんなに強いわけでもなく、むしろTone下げ目でもすっきりとした歪み方をすると思ったくらいなので、これはもう、ビルダーさんのバランス感覚やセンスに脱帽ですね。すばらしいオーバードライブです。
 
というわけで、Clark Amplification Gainsterのレポートでした。このペダルは、ケンタウロスに似た音と言われているようで、実際昨日のスタジオでもケンタウロスと並べて試しました。(ケンタウロスは以前レポートしましたので今回は触れていません。)その印象を書かせていただくと、ゲインスターはケンタほど中域がねばっこくなく、また自己主張も控えめです。ケンタがロックスター的な華やかさを持つ音色だとしたら、ゲインスターはまさに職人芸です。どちらも素晴らしいペダルですね。あとは使い方やお好み次第だと思います。



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy