遂に、マーシャルから小型真空管アンプが登場です!ドイツ、フランクフルトにて4/1〜4に開かれた楽器ショウ、ムジークメッセに出展された「Hazeシリーズ」をご紹介します。
発表されたHazeシリーズは2種類のラインナップで、フルスタックの15Wモデル、「Haze15」と、コンボの40Wモデル「Haze40」です。小型真空管アンプといっても、そこそこの出力のモデルを出してくる当たりが何かマーシャルらしいですね。
スペックを見てみましょう。プリ管にはECC83(12AX7)を3本搭載しており、これは15W、40Wモデルどちらも共通です。パワー管には、Haze15は6V6が2本で、Haze40はEL34が2本搭載されています。どちらもノーマルとオーバードライブの2ch仕様となっており、両チャンネル共通の3バンドEQと、ブライトスイッチを搭載しています。また、アナログエコー風ディレイ、コーラス、ヴァイブ、スプリング風リバーブエフェクトを搭載していて、ノーマルとオーバードライブの各チャンネルで別の設定にして使うことが出来ます。各エフェクトはフットスイッチでまとめてON/OFFが可能で、OFF時にはトゥルーバイパスとなるようです。
Haze15は、2つの8Ω、もしくは16Ωのスピーカーを使うことができ、12インチCelestion G12-66スピーカーを1発搭載した専用のキャビネット(MHZ112A/MHZ112B)を使うことで3段スタックアンプにすることが可能です。もちろん、2段で使ったり、他のキャビを使うこともできます。
Haze40は12インチCelestion G12-66スピーカーを1発搭載したコンボアンプです。通常はコンボアンプといえばオープンバックスタイルですが、Haze40ではクローズドバックに円形の穴が開けられており、またスピーカーも中央ではなく非対称な搭載のされ方をしていて、低域が伸びるように工夫されているとのことです。また、Haze15には搭載されていない、プレゼンスコントロールとローエンドを強調するBoostスイッチが追加されているようです。(上写真がHaze40のコントロールです)
きになるサウンドですが、デモムービーを「Marshall Theatre」から見ることができます。これは非常にいい感じではないでしょうか。とても期待です!
なお、ムジークメッセでマーシャルは他に、元メタリカ/メガデスのギタリスト、Dave Mustaineモデルのキャビネット「1966DM」も出展しています。
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