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クリーンブースター特集 Vol.2 〜ここ最近のフルレンジブースター事情〜

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去年くらいから兆候を見せ始めていたクリーンブースター人気ですが、最近はその人気がさらに高まってきているように思います。そこで、前回から1年以上空いていますが、クリーンブースター特集の第2弾をやってみようと思います。今回は、前回・・・2008年の2月ですね・・・それ以降に発売、もしくは国内で広く認知されたクリーンブースターをまとめて見ていきたいと思います。(一部例外もありますがw)
果たしてたった1年でどれだけ増えているのでしょうか!?

  • クリーンブースターとは

前回にも似たようなことを書いてますが、あらためてということでw
クリーンブースターとは、その名の通り、ペダルに入力された波形をほとんど加工せず、そのまま振幅を大きくして(音量=dbを高くして)出力するものを言います。アメリカなどでは、トレブルブースターやミッドブースターに対して、クリーンブースターを「フルレンジブースター」と呼んでいるようですね。要するに、全周波数帯域をブーストするもの、ということになります。
ただ、中にはクリーンブースターでも少しクリッピングして歪みを付加しているものや、あえて原音とは雰囲気を変えるものも増えてきています。前回は、「それはクリーンブースターと言っていいのか」という疑問があったため載せなかったんですが、最近の流れを見ていると多少の味付けはペダルの個性の一つという考えの方が多いように思いますので、今回はそういったタイプのものも載せていこうと思います。結局、出音で判断するしかないのですが、基本的にだいたいクリーンのまま音量を上げるものであれば、こちらではクリーンブースター/フルレンジブースターとして見ていこうかと。では、行ってみましょう。(ご紹介の順序は適当ですが、だいたい実売価格が低い順に並べてあります)

NOC3 Earthtone Boost


日本に入ってきたばかりのブランド、NOC3(インオーシースリー)のブースターです。最近増えてきた極小サイズのケースを使った、JFET1石のクリーンブースターですね。最大+15dbまでのブーストと、ブースト量は控えめですが、あえて必要十分なレベルに抑えることでクオリティを上げたモデル、とのことです。おもしろいのは、Volumeノブが12時あたりで原音と同レベルの出力となるそうなので、ブースターとしてだけでなく、バッファやヴォリュームカットもできるという点です。なかなか使いやすそうです。ONにすると多少倍音を豊かにするような味付けがなされているようですね。

CMATMODS BOOST

CMATMODS BOOST
アメリカのハンドメイドブランド、CMATMODSのクリーンブースターです。最大+20dbの増幅が可能なモデルですね。最もシンプルなブースターの形といってもいいモデルではないでしょうか。「若干プレゼンスが加わる」とのことなので、ONにすると少しキラキラとした音色になりそうですね。ソロ時に踏むにはよさそうなモデルです。

Radial Big Shot RB1

Radial Big Shot RB1
TONEBONEシリーズで有名なカナダのブランド、RADIALのクリーンブースターです。コントロールはGainとDRAG。どちらもノブではなくマイナスドライバーで回す、外部トリマ仕様となっているのが渋いです。最大+15dbまでのブーストが可能です。このペダルはブースターというよりもバッファとして作られたものという感じがしますね。

Mojo Hand Copperhead


アメリカの有名楽器店、TONE FACTORのオリジナルブランド、Mojo Handのブースターです。このペダルはツインブースターで、ON/OFFスイッチ、VolumeとToneコントロールがそれぞれのブーストに一つずつ搭載されています。片方だけをONにしたり、両方をONにしたりすることで幅広い音作りを可能としたモデルですね。

ちょっと異色のブースターです。一部の方から熱烈な支持を集めている、BOSSのヴィンテージペダル「FA-1」のサウンドを現代に蘇らせるべく作られたのがこのペダルですね。FA-1はもともとブースターというよりもプリアンプでしたので、少し他のクリーンブースターよりも音色の味付けが濃くなっているのではないかと思います。FA-1の持つ独特の音色をお探しの方向けという、マニアックなモデルですね。

先日発表されたばかりのブースターです。FulltoneのFat Boostシリーズ最新作ですね。初代Fat Boostと、Fat Boost2の良さを合わせて取り入れたモデルということになります。発売が楽しみなペダルですね。

T-Rex Twin Boost

T-Rex Twin Boost
こちらは2ch仕様のブースターです。各chごとに3バンドEQを搭載しているので、クリーンブースターといっても積極的に音色を変えていくこともできるペダルですね。ONになっているチャンネルは、LEDではなく3バンドEQのノブが点灯するという(光源はLEDなんですがw)演出もおもしろいです。

これは前回の特集の時点ですでに発売されていたペダルですが、載せていなかったのでこちらでご紹介します。TrebleとBassの2バンドEQを搭載したブースターです。特徴はもちろん、30Vで駆動させた真空管12AX7を搭載している点ですね。そのため、他のクリーンブースターとはまた違ったクセがありそうなペダルですが、どうやらクリーンブーストもできるようなのでご紹介してみます。ただのブースターとしてだけでなく、EQとしてや真空管風の味付けをするペダルとしても使えそうですね。

Gtrwrks 19 Sixty 3

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前回の特集の時点で国内に入ってきてはいましたが、人気が爆発したのがその後ということで、ご紹介します。このペダルはレポート記事も書いたので覚えておられる方もいるかもしれませんね。古いFender製小型アンプ風の独特の味付けで、音に立体感が加わるというクリーンブースターです。これは今非常に人気が高いモデルですね。最近のブースター人気を代表するペダルです。

【新品】Fuchs フュークス Pure Gain

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価格:12,800円(税込、送料別)

ブティックアンプメーカー、Fuchsから発売されたエフェクター「Plushシリーズ」のクリーンブースターです。最大+25dbまでのブーストが可能なモデルですね。シンプルなタイプです。Plushシリーズは全機種どれも評判がいいですね。

大阪、吹田のスタジオが製作するブースターです。Gainコントロールがあったり、コンプレッションの選択スイッチ(Soft/Hard)が搭載されているなど、音色を多少変えられるタイプのブースターですね。これ、前回の特集のときにすでに発売されていた気がするんですが、なぜか載せていなかったのでこちらでご紹介です。関西では多くの楽器店で見かけることができるモデルです。弾いとけばよかったなぁ〜w

DURHAM ELECTRONICS SEX DRIVE

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価格:38,640円(税込、送料別)

こちらも、19 Sixty 3と並んで最近のブースターを代表するモデルですね。アメリカのアンプメーカー、Durham Electronicsのクリーンブースターです。Levelの他にGain、Tone、コンプレッション選択スイッチ(Soft/Off/Hard)を搭載した、多少音色を変えることができるタイプのブースターです。このペダル、どこを見ても高い評価を得ているモデルですね。なかなか時間がとれずにご紹介していませんでしたが、実はこれ買ってしまいまして…またレビュー等させていただけると思います。クリーンブースターとしてはかなり高価なモデルですが、これは是非一度試していただきたいモデルです。すごいですよw

オーストラリアのブティックアンプメーカー、Ulbrick製のクリーンブースターです。Gainコントロールを搭載しています。Ulbrickのビルダーさんがブランドを起こす前に作ったペダルを改めて製作したもので、US GUITAR PLAYER magazineで10点満点を獲得したというモデルですね。どんな感じなのか、一度弾いてみたいモデルです。
 
というわけで、主にここ1年くらいの間に出てきたブースターをまとめてみました。・・・ってブースターですよ!オーバードライブなら分かるんですが、正直まとめてみてこの数の多さに自分でも驚いています。もちろんまだまだご紹介しきれていないものもいくつかありますし、こうして見ると最近は世界的に、ブースターの人気が高まっているのではないかと思います。まとめてみて、最近の傾向もなんとなく分かってきました。まず、「エフェクトビルダーの作るブースター」と「アンプビルダーの作るブースター」があることですね。後者は価格設定も高いことが多いようです。そして、両者に共通しているのが、ハンドメイドモデルであるということでしょうか。量産メーカー製というか・・・いわゆる定番的なメーカーさんは、今のところ特にクリーンブースターを出してくる気配はあまりないです。というか、これまでのラインナップを見ても、まともにクリーンブースターを作ってヒットさせた定番ブランドさんって、エレハモ、MXR、グヤトーンあたりといった程度ではないでしょうか。(あまり昔のモデルは知らないんですがw)まぁテストに出るとかいうわけではないのでこんな傾向を覚えても仕方がないんですけどね・・・w
ただこれだけブースター市場が加熱すると、大きなメーカーさんが参入してくることも考えられますね。もちろんハンドメイド系のブランドさんも、今後ブースターを作ってくるところも多くなるのではないでしょうか。現時点でも、Way HugeやD3 Audio Designs、Suhr、MODTONEといったブランドがブースターの発売を予告したり、匂わせたりしています。クリーンブースターって、すごく単純なように見えるんですが、実際にいろいろなモデルを弾いてみると、どれもちゃんと個性があるんですよね。最近のブースターの人気は、そういうところまでこだわるプレイヤーさんが増えているということなのかもしれません。



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