このあいだご紹介した、Tonebugシリーズに続いて、NAMM SHOWに出展されていたGristleシリーズの新製品も発売されるようです。
Gristleシリーズは、以前コメントで教えていただいたんですが、YAMAHAの教則DVD、「スティービー・レイ・ボーン・グレーテスト・ヒッツ」などで解説を担当し、自身でも教則本を執筆していたりしているギタリスト、Greg Kochがプロデュースしたペダルで、もともとは「T.C. Jauernig Electronics」というブランドで作られていた物を、T・Rexが製造/販売を行うようになったというものだそうですね。ペダルデザインはT.C. Jauernig Electronics(tc electronicsとは関係ないですw)で製作されていたものと同じ形となっているため、T・Rexのペダルがもつ雰囲気とはまた違ったものとなっています。
このGristleシリーズのラインナップは、先に発売されたT-rex Luxury Driveを含めて系3種類となっています。ちなみにT.C. Jauernig Electronicsではこの3種類の他に2種類のペダルを作っていたようで、今後それらが追加されるのかどうかは不明です。
では、今回発売となる新製品を見てみます。
まずは、「DGTM (Diabolic Gristle Tone Manipulator)」です。コントロールはGristle、Tone、Gravy、およびFlavorスイッチとなっていて、Gristleがゲインコントロール、Gravyがヴォリュームコントロール、そしてFlavorスイッチは2種類の歪みを切り替えるスイッチ、とのことです。Flavorスイッチが右側の位置でクランチサウンド、左側の位置でコンプレッションの強いサウンドとなるようですので、おそらくクリッピングの切替ではないかと推測できますね。こちらにサンプルムービーがあります。とても正統派なオーバードライブペダルって感じがしますね。
続いて、「GRISTLE KING」です。こちらは、先にご紹介しました、T-rex Luxury DriveとDGTMの2台を一つにまとめたモデルとなります。コントロールは、DGTMのGristle、Tone、Gravy、Flavorと、Luxury DriveのMoreコントロールを搭載し、それに加えてPre/Postスイッチと、Phatスイッチが追加されています。Pre/Postスイッチは、内部のオーバードライブ(DGTM)とブースター(Luxury Drive)の接続順を変えるもので、Phatスイッチは、右側にすれば低音を強調することができる、というものですね。こちらにサンプルムービーがあります。このサンプルではPhatスイッチが右側に倒されていますので、さきほどのムービーとあわせて、Phatスイッチの効きを聴くことができる・・・かもしれません。
どちらも、非常に正統派で真面目に作られたペダルという感じがします。価格もさほど高くないので、こういった正統派なハンドメイド系オーバードライブを探している方にはオススメできるのではないでしょうか。一度試してみたいです。
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