数々のエフェクターの回路図、基板レイアウト等を公開し、特にエフェクターを自作される方に人気、かつ定番のサイト「TonePad」。
その管理人を務めるFrancisco Peñaさんが独自にエフェクターブランド「AboveGroundFX」を立ち上げたようです。
NAMM SHOWに出展しているとのことですが、すでに5種類のラインナップをネット販売しているようですね。この写真だと7種類のペダルが写っているので、残りの2種類は開発中ということでしょうか。
とりあえず、現時点で発表されている5種類のペダルを簡単に見てみます。ちなみに、発売されているのは中央とその右隣の、オレンジ(?)とブラウン系カラーのペダル以外です。左側から見てみましょう。
一番左は、「Compressor」です。レスポンスが高く、クリーンなコンプレッサーということで・・・Ross系のコンプかとは思いますが、定かではありません。続いて「El Griton」。
こちらはオーバードライブですね。意味はスペイン語で"the one that screams"、歴史上最も影響力の強い歪み系ペダルを元に製作しているとのことで・・・ほぼ間違いなくTS系オーバードライブだと思います。
続いて、「Tone Control」。腰のくびれをデザインしたペダルですね。ギターのトーンの基本となる周波数帯を可変させるというペダルのようです。例えば、音色を多少硬くしたりして、曲ごとに雰囲気を変えたりすることができる、というもののようですね。これはおもしろそうなペダルだと思います。
次の2機種はまだ詳細不明ですが、その隣の白いペダルは「Rebote Delay」というペダルです。最大560msまでのディレイタイムを持った、デジタルチップによるディレイペダルです。いわゆるハイブリッドディレイと言うのが正しいでしょうか。最近増えてきた、アナログライクな響きを持つ、デジタルディレイの一つです。
そして右端が「The Venue Reverb」というデジタルリバーブペダルです。Filterコントロールと、Mixコントロール、そしてReverbコントロールを搭載していて、透明感のあるアコースティックな響きが特徴、ということのようです。
TonePadに載せられている回路と同じ物を使っているのか、それともモディファイが行われていたり完全オリジナルだったりするのかはまだ不明、というかそもそも日本に入ってくるのかどうかさえまだ分かりませんが、NAMM SHOWに出展していたということは今後積極的に活動していくということだと思いますので、少し注目してみたいですね。おもしろそうです!
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