electro-harmonix Cathedral |
このペダルは、プログラマブルステレオリバーブで、2IN2OUTに対応して、7種類のリバーブサウンドと1種類のエコーをプリセットして使うことができるモデルですね。名前の「Cathedral」とは英語で大聖堂の意味があり、ペダルのデザインも教会にあるステンドグラスをイメージしているようです。
搭載されているリバーブは、「Grail Spring」「Accu Spring」「Hall」「Room」「Plate」「Reverse」「Grail Flerb」と、「Echo」となっています。Grail SpringとGrail FlerbはElectro Harmonix Holy Grailに搭載されているリバーブ、Accu Springはおそらくアキュトロニクス社のスプリングリバーブ(Fenderのリバーブユニット等に使われています)をシミュレートしたものでしょうか。
コントロールは、Blend、Reverb Time(=Decay?)、Damping/Tone、Feedback、Pre-Delayとなっていて、非常に細かくリバーブサウンドを作り出すことが出来るようです。ここで作ったサウンドは、リバーブごとに1つずつ、右側のMODE/PUSH PRESETコントロールで保存することができます。
また、フットスイッチが2つ搭載されていて、右側はON/OFF、左側がTap/Infiniteとなっています。この左側のフットスイッチがおもしろくて、TapはEcho、およびPre-Delayのタップテンポですが、このペダルを踏み続けるとInfiniteスイッチとして働き、踏んだ瞬間のリバーブサウンドをホールドするような・・・ピアノでいうと真ん中のソステヌートペダルのような効果になります。
こちらにサンプルムービーがあります。前半はHallリバーブでInfiniteスイッチを使ったサンプル、後半はReverseリバーブサウンドのサンプルとなっています。リバーブサウンド自体も、デジタルリバーブらしい音色ですが、非常に質の高いものになっているように思えます。
リバーブ、特にデジタルリバーブは、積極的に使うと非常に面白い効果を得ることもできるので、1台あると楽しいペダルだと思います。
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