巨大な筐体と、リアルチューブバッファ、そして多機能かつ高品質な音色で一世を風靡したDamage Control。特にデジタルディレイのDAMAGE CONTROL Time Lineは、一時期加熱した多機能デジタルディレイコンパクトペダルの中でもEventide Timefactorと並んで最高峰と称されたモデルとして有名です。その高い技術力と音に対する確かな感性をもつDamage Controlが、新シリーズとして「Strymon」というラインを立ち上げました。
今回は、その最初のラインナップ5種類から、まず3種類をご紹介します。(残り2種類は後ほど)
![]() コンプレッサー STRYMON OB-1 |
![]() 【エフェクター】strymon Orbit [dBucket Flanger] |
コントロールはSpeed、Width、Mix、Regen、Manualとなっていて、さらに3モードのLFOセッティング切替えと、3モードのフィードバック切替えを搭載しています。まるでA/DA Flanger
これだけコントロールがあると、セッティングがいろいろ大変だったりするんですが、そこはDamage Controlというべきでしょうか・・・左側のフットスイッチが「Favorite」スイッチとなっていて、ここにお気に入りのノブセッティングを1つ記録しておき、好きなときに呼び出すことができてしまいます。これはシンプルですがとても便利そうですね!さすがです・・・。また、好きなノブをエクスプレッションペダルでコントロールすることもできます。
![]() 【送料無料】【smtb-u】strymon/ストライモン コンパクト・エフェクター strymon BRIGADIER (... |
コントロールはTime、Mix、Bucket Loss、Repeats、Modとなっていて、四分音符、付点八分、三連符に切替えられるタップテンポモードと、ディレイタイムをショート、ミディアム、ロングの3段階で切替えるスイッチを搭載しています。
ショートディレイモードは、40〜400ms、ミディアムディレイは100〜1000ms、ロングディレイは500〜5000msとなっています。ショートディレイモードは特にアナログディレイペダルのサウンドをシミュレートしているため、ミディアムモードとショートモードでは同じディレイタイムでも音が変わるそうですね。
タップテンポスイッチを踏み続ければホールドディレイになり、またシームレスディレイも選択可能、さらに5つのノブのうち好きなノブをエクスプレッションペダルでコントロールさせることもできます。メモリー機能や画面表示のないシンプルなモデルですが、音作りの深さはトップレベルの多機能デジタルディレイと同等かそれ以上、そして音色ももちろん折り紙付きということで、これは非常にきになるモデルですね。
こちらで音を聞くことが出来ます。すごい広がり感のあるディレイサウンドだと思います。良い感じですね!
Strymon、まだ国内ではあまり話題になってないようなんですが・・・これは「来る」かもしれませんね!
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