 MESA/BOOGIE ギターアンプ・ヘッド。MESA/BOOGIE Transatlantic TA-15 (メサブギ ギター アンプ... |
この「TransAtlantic TA-15」は、12AX7を4本とEL84を2本使ったクラスAB回路のオールチューブアンプで、スイッチで5W/15W/25Wの出力に切り替えることのできるモデルとなっています。
独立2ch仕様で、クリーンチャンネルとドライブチャンネルそれぞれに2バンドEQが搭載され、クリーンチャンネルは他にVolumeとCut/Masterコントロール、ドライブチャンネルはGain、Masterコントロールが付けられています。おもしろいのは、チャンネルごとに出力を5/15/25Wで切り替えることができるという点です。たとえばクリーンは15Wでドライブは5WにしてMasterを高めに、といった芸当ができるというわけですね。
また、Top Boostスイッチと3モードのヴォイシングスイッチ（Tweed/Hi1/Hi2）を搭載しています。ヴォイシングは、TweedはFender系、Hi1はブリティッシュ･･･というかマーシャル系サウンドとなり、Hi2は「ワインとアンプで有名なカリフォルニアのSonoma Countryサウンド」、要するにメサブギーのハイゲインサウンドとなります。自社のサウンドをあえてぼかすようなこの洒落っ気はいいですね！ｗ
入出力系は、前面にInputとFoot Switch端子が、背面に8Ωと4Ωのスピーカーアウトが搭載されています。エフェクトループはありません。
見た目も非常にかっこいいですし、この機能性を考えると価格も特に高くはないように思います。ヴォイシングでアメリカンサウンドからブリティッシュサウンドまで作り出せる、まさに「大西洋横断（Trans Atrantic）」アンプというわけですね。
こちらで音を聞くことができます。
これは欲しい･･･素晴らしいアンプだと思います！
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