コーラス/ヴィブラートVortex Pedals Blue Maiden Chorus [送料無料!]【smtb-TK】 |
「Vortex Pedals」という、オーストラリア(?)のブランドで、クラシックトーンとモダンデザインの融合をモットーにしたペダル作りを行っているとのことです。代表はJustin Lyntonさんという方。
そんなVortex Pedalsの第1弾モデルが日本にも入荷するようですね。「Blue Maiden Chorus」と名付けられたこのモデルは、あのコンパクトコーラスペダルの元祖、BOSS CE-1を元に作られたアナログコーラスとのことです。
1IN2OUTのステレオ対応で、INPUTとOUTPUTそれぞれのLEVEL調整が可能、もちろんコーラスとヴィブラートの切替も出来て、コーラス、ヴィブラートそれぞれ独立したRate、Depthのコントロールが搭載されています。
オリジナルのBOSS CE-1は、INPUTがHIGHとLOWの2モード切替で、コーラスはIntensityコントロールしかありませんでしたので、単純に操作系だけを見てもパワーアップされているのが分かります。
CE-1は良くも悪くも、エフェクトバイパス時にもかなりハイ落ちがありましたが、こちらは今のペダルらしくトゥルーバイパスとなっていて、電源も一般的な9V/センターマイナスのDCアダプターで動作します。BBDを用いたアナログコーラスで、位相もオリジナルと同じようになっているとのことです。さらに、ローノイズで高いヘッドルームを備えています。
サンプルムービー
とても美しいコーラスサウンドだと思います。オリジナルCE-1持ってるんですが、それよりもある意味綺麗な音にも感じます。動画だけではなんとも言えませんが、ちょっとだけ今っぽくなっているような気がするかも・・・と思いました。
しかしステレオ使用で音が回るようなこの独特の感覚は素晴らしく表現されていますね。モノラルでもとても気持ちいいんですが、ステレオでのコーラスサウンドこそCE-1の真骨頂だと言えます。それがこうして再現されていて、しかも音の調整がオリジナルよりも詳細に行えて、筐体も小さくなってトゥルーバイパスになって、電源も本体から伸びたコンセントを使わなくて良い、という利便性が圧倒的に上がっていることを考えると、これはとても素晴らしいモデルだと思います。
オリジナルのCE-1は状態にもよりますがそんなに高くないので、単純にCE-1の音が欲しければCE-1そのものを探すのが手軽で良いと思います。
ただ、CE-1をメインで使っていて取り回しや使い勝手、そしてヴィンテージ故のトラブルの可能性に悩んでいる方なら、このペダルは良い選択肢になるのではないかと思います。
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