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ヴィンテージスタジオ機器を製作するChandler Limitedからギターペダルが登場

アメリカ、アイオワ州で、アビイロードスタジオなどにも置かれていたEMIデザインのスタジオ機器やマイクプリアンプをオリジナルデザインのまま再現しているChandler Limitedがギターペダルを制作しました。ちなみに、有名な「Chandler Tube Driver」のChandlerとは関係ありません。
それでは、発売された2種類のモデルを見てみましょう。

Chandler Limited Germanium Drive

まずはこちら、Chandler Limitedが得意としているゲルマニウムトランジスタを用いたクラスA動作のブースター/オーバードライブペダルです。
Chandler LimitedのGermanium Series、特にGermanium Pre Ampに代表されるゲルマニウムトランジスタを用いたマイクプリアンプをベースに作られたモデルで、ブースターではあるんですが基本的に「クリーンブースト」ではなく、軽いファズ〜オーバードライブ的な音を作り出すというモデルとなっています。
こちらのGermanium Driveは、2つのコントロールノブと2つのトグルスイッチが搭載されています。2つのノブはGermanium DriveとFeedback、2つのスイッチはHightsとBoost Rangeとなっています。Feedbackノブも5モードのロータリースイッチですので、いわゆるコントロールノブは実質1つです。
その唯一のノブであるGermanium Driveはブーストのゲインを調整します。他のコントロールの状態にもよりますが、最大37dBのブーストが可能とのことです。
一番右にある3モードスイッチ、Boost Rangeはペダルの「フリーケンシーレスポンス」を選択します。いわゆるブースターの種類を選ぶスイッチです。オールドスクールなトレブルーブースター風のHIGHs、トレブルブーストに加え、ハイミッドを強めに、ローミッドを少し強化したMIDs、そして最も広い周波数レンジをカバーし、ギターだけでなくベースやキーボードにも使用できるというFULLの3つのモードを選ぶことが出来ます。
続いて、右側にあるスイッチ、HIGHsについてです。Boost RangeのHIGHsとはまた別物で、ペダル全体のブライトネスをBRIGHT、SMOOTH、VERY BRIGHTの3つから切り替えます。接続するアンプの特性に合わせて切り替えると良い、とのことです。
そしてこのペダル最大の特徴である5モードのFeedback切替スイッチです。回路のネガティブフィードバックを切り替えるもので、これによってゲインやブーストレンジ、クリッピングから倍音特性に至るまで変化します。
まず、Feedback1モードではファズっぽい歪みで最大ゲインは35dB、Feedback2は1と似ていますがよりファズっぽさが抑えられた音になり、最大ゲインは37dB。Feedback3では1や2よりも低域の抑えられた、少し硬めの音となり、最大ゲインは37dB。Feedback 4では3よりもよりアグレッシブな音色となり、フィードバックも豊かなモードで、最大ゲインは36.5dB、そしてFeedback 5ではもっともゲインが低く、それでいて最もこのペダルの特徴が出るモードで、最大ゲインは33dBとなります。

また、このGermanium Boostは、±9Vの18V駆動となっていて、駆動させるために9V電池が2本、もしくは2つのアダプターが必要となります。この2つのアダプターは、物理的に2つのアダプターということです。つまり、完全独立型のパワーサプライを使うか、2つのアダプターを使わなければなりません。通常の1台のアダプターから電源を分岐するタイプのパワーサプライだと動かないので注意です。一応、アダプター1つ、または電池1つでも動くのですが、ヘッドルームが狭くなるためファズっぽい音となるそうです。

Chandler Limited Little Devil Colored Boost

続いてはDevil Colored Boostという赤いペダルです。こちらもブーストペダルです。ファズ〜クリーンブースト〜オーバードライブの中間的な存在ということで、Chander LimitedではColor Boostと呼んでいるそうです。
基本的な操作体系はGermanium Driveと同じです。本体左側のノブ、Color Boostでゲインの調整をします。HIGHsとBoost Rangeの位置が反転していますが、それぞれ同じ役割です。Feedback&Bias切替スイッチは6モードとなり、もちろんGermanium Boostと音は違います。
Feedback/Bias1では、ファズっぽさのあるブーストで、最大ゲインは40dB、Feedback/Bias2は少しファズっぽさが少なくなり、最大ゲインは41dB、Feedback/Bias3は1と2よりも低域が薄くなり、最も歪みが強いモードで、最大ゲインは39dB、Feedback/Bias4は、最もクリップの少ないモードで、最大ゲインは36dB、Feedback/Bias5は非常にマイルドなサウンドとなり、最大ゲインは23dBと最も低いモードとなります。そしてFeedback/Bias6は5よりもゲインが少し上がり、最もカラーが強調されるサウンドで、最大ゲインは31dBとなります。こちらは普通に9V電池1本、もしくは9Vアダプタで駆動します。

これらのペダルは、制作の際、様々なアンプを使ってテストが行われたそうです。使われたアンプ一覧があって、ちょっと面白かったので載せておきます。

Selmer Stadium (modded by wade)
Selmer TV12
Selmer Bassmaster (early Treble n Bass 50)
Marshall PA100
Marshall 1974x reissue
Vox AC30
Vox AC10
Watkins Dominator
Peavey 5150 (early version)
Mesa Dual Rectier (early version)
Fender Champ (blackface)
Matchless Chieftan
Peavey Classic 20
Laney GH100
Park 100 watt

かなり硬派な作りをされたペダルだと思います。元々EMIデザインの機材を復刻してるブランドだけあって、アメリカのブランドなんですがかなりイギリス色の強いペダルとなっていますね。この、MXRサイズとかの合理的なケースを使ってないあたりもなんとなくUK色に感じますw(ちなみに日本製ペダルはBOSSのように合理的ですが独自色が強くいという特徴がある気がしますw)

おもしろそうなペダルだと思います。これは一度試してみたいですね!
 
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