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激安エレキギターにGibsonからの刺客!?Maestro by Gibsonギター登場

1万円前後で買うことの出来る激安ギターといえば、様々なモデルが入り乱れていますが、それらに共通するポイントといえば、そのほとんどがコピーモデルである、という点です。
それは当然のことで、見慣れたギター、格好良いギターを使いたい、という気持ちは誰にでもありますし、増して初めてのモデルとなることも多い激安ギターともなると、そういったモデルの方が売れるのも当たり前です。

ギターにおいて、形状をコピーすることに問題はないのでしょうか?例えば著作権的なものはあったりしないんでしょうか?
結論から言うと、ギターのボディ形状やネックの形などを真似することに問題はないようです。エフェクターの回路なんかと同じ扱いとなっていて、コピーモデルが売られていることは法的に問題はないということになっています。(それでも各社、念のためを考えてなのか、一部形状を変更したりもしています。)
しかし、ギターにはコピーが認められていない部分があります。それはヘッドの形状。ここだけはコピーすることができません。時々オークション等でそこまでコピーしたものが出品されることもあるようですが・・・それは違法となってしまいます。もちろん個人で勝手に作るだけならば問題ないですが、販売したり、増して流通させることはだめです。
そういうことから、世の中に数多く存在するコピーモデルはヘッド形状がオリジナルと異なっています。

激安エレキギターでコピーされやすいメーカーといえば、言うまでも無くFenderとGibsonです。世界で販売数トップ3に入るメーカーがFender Gibson Ibanezで、特にFenderとGibsonは歴史も古いのですから当然ですね。FenderはSquierブランドで自らも激安ギターを製作し、ヘッドからボディ形状までオリジナルと同じモデルを販売しています。IbanezもGioシリーズという激安ブランドを持っています。GibsonもEpiphoneという廉価モデルを製作するブランドを持っていて、実際激安と言っても良い価格帯のモデルもラインナップしていますが、やはり激安ギターからみると1つ上の価格帯のブランド、という位置づけになります。

しかし今回、Gibsonが正真正銘の激安ブランドでギターを作り始めたようです。
それが、今回ご紹介する「Maestro by Gibson」のギターです。
ラインナップのご紹介の前に、ちょっとだけMaestroというブランドについて書いておきます。
Maestroは、Gibson傘下ブランドの1つですが、かなり長い歴史を持ったブランドでもあります。設立は1937年。50年代には、真空管の技術を生かし、当時近い関係にあったGibson名義でアンプを製作。有名なチューブテープエコーのEchoplexシリーズの製作も行っています。1962年に発売された世界初のファズペダル、Fuzz Tone FZ-1Aというモデルを発売。その後もFZ-1BやFZ-1S、Bass Brassmasterを初めとするファズペダルの製作でも知られています。70年代の終わりに、Echoplexの販売代理業務を行っていた会社の倒産により別の会社が代理業務を行うことになり、その後MaestroブランドはGibsonに買収されることになります。
ちなみに、現在Gibsonグループにあるブランドは、GibsonやEpiphone、Maestroの他、Kramer、Steinbergerといったギターブランドの他、Baldwinピアノ、DJ機材やステージモニタ等を製作するStanton、KRK、Cerwin Vega等多岐にわたります。

現在のMaestroブランドでは、今回ご紹介するエレキギターの他、アコースティックギターや弦、ピック等のアクセサリー、さらにはDaphoneのOEMと思われるエフェクターなどを販売し、初心者向けの低価格ブランドとなっています。
では、お待たせしました。ギターのご紹介です。

Maestro by Gibson Les Paul Standard

Maestroのレスポールスタンダードです。激安ギターとはいえ、Epiphone名義(一部除く)モデルとは異なり、本家Gibsonモデルと同じ形状のヘッドも装備しています。日本国内ではレスポールスタンダードと名乗っているようですが、一応海外では「Single Cutaway Carvetop」として売られているようです。実際、どこからどう見てもレスポールですが、Les Paul Modelの文字はどこにも見られません。
ボディはポプラバック、メイプルトップで、ネックはメイプルでローズ指板となっているようです。ネックもセットネックでなくボルトオンネックです。PUは2ハムで2Volume2Tone、3Way PU Selecterとなっています。海外モデルのSingle Cutaway CarvetopモデルはWrap-Aroundブリッジなのですが、こちらのモデルはストップテイルピース+Tune-O-Maticブリッジとなっています。レスポールと同じです。トラスロッドカバーにはGibsonのロゴが入っていて、インレイはドットです。12Fのドットがかなり離れているのがちょっと特徴的です。海外モデルではピックガードは付属しないみたいですが、日本ではピックガードも付属しています。

Maestro by Gibson SG Standard

続いてSGスタンダードです。こちらもさきほどと同じで、ボディにSGの文字はありませんが、ヘッド形状含め、Gibson SGと同じ形となっています。
このモデル、海外で「Double Cutaway」というモデルがあって、それに近い形ではあるんですが、海外のMaestro Double Cutawayはなんというか、まるで「ラージピックガードのSG Junior+プレシジョンベース」みたいな見た目なので、この仕様は今のところ日本オリジナルとなるようです。そのため、もしかしたら使用されている材等違うかもしれませんが、一応Double Cutawayモデルの材を記載します。
ボディはポプラとメイプルの合板、ネックはメイプルボルトオンネックで、ローズ指板22Fです。ブリッジも海外モデル(Wrap-Around)と違い、こちらもストップテイルピース+TOMブリッジを採用しています。LPモデルと同じ、カバードハム2基に2Vol、2Tone、3WayのPUセレクターとなっています。ピックガードは61年モデルと同じ形状のスモールピックガードとなっているのも特徴的です。

生産国等は不明ですが、海外のフォーラムで見たところ、中国製との書き込みがありました。

ちなみに、GibsonやEpiphoneの代理店業務は現在、Gibson Japanが行っていますが、こちらのMaestro by Gibsonはイシバシ楽器が代理店業務を行う形となるようです。

というわけで、Maestro by Gibsonのギターをご紹介しました。
Gibsonと同じヘッドのギターがこの値段で買える、というのはすごいです。音や作りについては実物を見ないとなんとも言えませんが、いろいろと夢がひろがるギターだと思います。

Gibsonから日本のユーザーへのメッセージ
レスポール試奏レポート
 
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