昨年末に発表され、NAMMにも出展されたHughes & Kettnerの新型小出力アンプが、ついに登場です!
「Tubemeister 5」は、昨年話題となったTube Screamer 18の小型バージョンとなるモデルで、スタックとコンボ、両方のスタイルが用意されています。
まずはアンプヘッドから。
Hughes & Kettner TubeMeister 5 Head
真空管は12AX7と12BH7をそれぞれ1本ずつ採用。コントロールは3バンドEQとDriveスイッチ、Gain、Masterとなっています。DriveスイッチはOFFならクリーン、ONなら歪みがかかり、疑似的に2chアンプとして使用できるものとなっています。出力は5W。リアパネルには8〜16Ωのスピーカーアウトを搭載。また、Hughes & Kettnerのスピーカーシミュレータ、Red Boxを搭載しており、XLRアウトプットからラインレコーディングも可能となっています。Speaker Soakスイッチを押せば、出力を0Wにすることができ、サイレントレコーディングにも対応しています。
動画を見ると、小ささがよく分かりますね。
明るめの綺麗なクリーンから、クランチ、フルドライブまで幅広く使えるアンプです。歪みはケトナーらしい上品さと荒々しさがうまくバランスされた音ですね。
動画の人もかなり熱く語っているんですが、ドイツ語は何言ってるか分からないですw
かなり使いやすそうです。
このヘッドに合わせたサイズのキャビネットも発売されます。
それがこちら
Hughes & Kettner TubeMeister 110 Cabinet
そして、コンボタイプはこんな感じです。
Hughes & KettnerTubeMeister 5 Combo
また、内蔵のスピーカーもさきほどのキャビネットとは異なり、8インチのCelestion EIGHT 15が1基搭載される形となります。
そのためサイズは253 x 156 x 149 mmと、キャビネットよりも小さなサイズとなっています。
あんまり音は分からないですが、サイズは分かると思います。小さいです。
以前Tubemeister 18を弾いた時にも思ったんですが、このシリーズ、めちゃくちゃ使いやすいですw
クリーンサウンドやクランチ、ヘヴィな音など、どこかが飛び抜けて最強ってわけではないんですが、全てのレベルが非常に高いのが特徴ですね。特に同価格帯なら、これ以上に使いやすい小型チューブアンプはそうそう無いと思います。
5Wモデルも、その特性を受け継いでいてくれていそうなので、期待できるアンプだと思います。
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