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Rockboxの多機能オーバードライブ、Baby Blues試奏レポートします!

以前、Maestro Les Paulのレポートで予告していた、「Rockbox Electronics Baby Blues」の試奏レポートをしたいと思います。多彩な音の出せるオーバードライブペダルですね。
では、いってみましょう!

Rockbox Electronics Baby Blues

こちらが、そのBaby Bluesです。3つのノブと4つのスイッチが付いたペダルです。3つのコントロールは、Level、Gain、Toneの役割ですね。スイッチは、左上がブースト、左下はトレブルブースト、右上はマイルドなクリッピング、右下は荒めのクリッピングです。

外観は見ての通り、Rockbox特有の派手なマーブルペイントが全面に塗られたカラーリングで、1台1台外観は異なります。ただ、Baby Bluesは基本的にブルー系のカラーのマーブルペイントが施されるようですね。

では、レポートしてみます。

  • 試奏セッティング

Fender Twin Amp '01

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価格:204,000円(税込、送料込)

ギターは2本使いました。

  • 操作性

このペダルは、というかRockboxのペダルはどれも、ノブやスイッチにラベルがありません。なので、基本的にまず機能を知っている必要があります。まぁ使っていれば慣れていて問題ないとは思いますが、初見だととまどう仕様といえるかもしれません。
といっても、その点だけクリアすれば後は特に問題ないかと思います。一般的な形状で使いやすいエフェクターです。

  • サウンドレポート

では、音の方を。
最初はストラトで試しました。全スイッチOFFで、適当にノブを動かしてみましたが、それほど強い歪みを作ることはできません。同メーカーのオーバードライブペダル「Boiling Point」よりもゲインは低く、その代わりレンジが広く取られています。
どちらかといえばさっぱりとした歪みで、エフェクターそのもののキャラクターはそれほど強くなく、アンプとギターの音を気持ち良く増幅するというタイプです。左側の2つのブーストスイッチはそこまで強い効きはしませんが、「足りない」と思ったところを補正するには必要十分です。特に上側の全体ブーストスイッチは、よりローエンドを強くブーストすることができるように感じました。
ピッキングやギターのヴォリュームに対するレスポンスはかなり高く、ペダルのセッティングを変えなくてもギター側のほぼクリーンまで落とすことができます。この手のペダルではよく言われる常套句ではありますが、事実コントロール性は高いです。また、ゲインは低めなんですが最大まで上げると音全体にエッジが強めの歪みになります。非常にレンジの広いペダルならではの歪み方をします。
ただ、第一印象としては個人的に、あれ?という感じがありました。外観のアクの強さ(Landgraffよりもマーブルはえぐいですw)と、Boiling Pointの個性を考えると、思ったより普通のペダルだなと感じたのです。実は後で知ったのですが、この全スイッチOFFセッティングはクリーンブーストセッティングといって最も素直な音色のセッティングだということです。また、トレブルブーストは内部トリムポットで調整可能だそうです。
でも、右側のスイッチを切り替えるとそれは吹っ飛びました。
右側のスイッチは、先ほども書いたとおり上がマイルドなクリッピング、下が荒めのクリッピングです。右上をONにするとゲインが少しだけ下がり、代わりに音量が一気に大きくなります。(さっきからON/OFF言ってますが、内側ポジションがON、外側ポジションがOFFとしています。)特に試奏環境程度の音量だと、音量差はかなり大きいです。ただ、大音量で鳴らしている動画ではそこまで大きな音量差ではないので、そのあたりは試奏だからそう感じたのかもしれません。
左側のブーストスイッチ以上に、この右上のスイッチによる音量増加は大きく、まさに爆音になります。帯域全体がプッシュされ、特にローエンドがガツンとくるこの感じは間違いなくRockboxのサウンドです。ゲインは低くても、存在感の強い音色という感じですね。また、Gainノブを上げれば全体にエッジが立つ感じは変わりません。荒々しい歪み方です。
続いて、下側のクリッピングスイッチ。これはONにすると音量が少し下がってゲインが一気に上がります。荒めというだけあって、オーバードライブよりもディストーションに近いような歪み方をします。ミッドレンジが強く押し出されながら、スムーズではなく粗い音色となります。といって、ジリジリしすぎるということはなく、使いやすい範囲で粗い歪みです。
どのポジションでも相変わらずレスポンスは高めです。

今回、シングルとハム両方で弾きましたが、どちらとも相性が良いペダルでした。ただ、特にこういうレンジが広いペダルにいえる傾向なんですが、小音量ではあまり力を発揮できないタイプなのではないかと思います。
それでも、ゲインを上げてやれば十分に迫力のある音色が得られました。ギターやアンプの傾向がそのまま出音に出るので、「このペダルがあれば即座に○○の音」みたいなタイプではありません。できれば良いギター、良いアンプを揃えた上で、ある程度の音量が出せる環境で使った方が良いペダルだと思います。逆に、エフェクターで歪ませるとエフェクターの音になってしまう、という時には、このペダルはアンプ、ギターの傾向を変えずに欲しいところだけを追加できますし、またそれらの音を大事にしながら1台で作れる歪みの幅もかなり広いのでそういったプレイヤーの方には是非試して欲しいペダルです。
かなり玄人志向の強いペダルですが、使いこなせばとんでもない武器になるのではないでしょうか。

サンプルムービー1
サンプルムービー2

というわけで、Baby Bluesのレポートでした。実戦指向の強いペダルです。

 
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