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Strymonの新作、FLINTは6/20発売予定!

先日軽くご紹介したStrymonの新作、「FLINT」ですが、今月20日にも発売されるようなので、詳細をご紹介したいと思います。
FLINTは、トレモロとリバーブを組み合わせた珍しいタイプのエフェクターです。古くからアンプに搭載されてきたトレモロとリバーブをペダルにすることで、ヴィンテージアンプに搭載されたエフェクト部を再現しよう、という感じのコンセプトで作られたモデルですね。
コントロールは、トレモロセクションがSpeed、Intensityノブと'61 harm、'63 tube、'65 photoの3モード切替スイッチ、リバーブセクションがMix、Color、Decayノブと'60s、'70s、'80sの3モード切替スイッチとなっています。2つのフットスイッチはそれぞれ、トレモロとリバーブを独立してON/OFFできるというスタイルになっています。
トレモロの'61 harm、'63 tube、'65 photo切替スイッチは、それぞれハーモニックトレモロ、パワーチューブトレモロ、フォトセルトレモロのサウンドを再現しています。まず、ハーモニックトレモロですが、これはツイードアンプに搭載されていたようなトレモロサウンドで、トレモロ用の真空管を使って作られた回路のモデルを再現しています。ヴォリュームが上下するいわゆる「トレモロ」というよりも、トレモロとヴィブラートを合わせたような独特の揺れ方が特徴のエフェクトです。Catalinbread Pareidolia等も、この時代の独特の揺れを再現しています。
サンプルムービー

パワーチューブトレモロは、トレモロ専用の真空管をなくし、パワーアンプの制御をすることで回路を簡略化することに成功したトレモロを再現しています。よく言われる、「ヴィンテージアンプのトレモロ」のサウンドですね。パワーチューブを使っているため、音量の最大、最小で独特の歪みが発生するそうです。そのあたりまでシミュレートされたトレモロサウンドが特徴ということですね。
サンプルムービー

そして、フォトセルトレモロ。こちらはその名の通り、60年代のフォトセルを使って作られたトレモロサウンドを再現するものです。よりシャープでON/OFF感のある揺れを作り出すタイプのトレモロです。
サンプルムービー
トレモロサンプル

続いてリバーブ。まず、'60sリバーブですが、これは古いアンプに搭載されたスプリングリバーブサウンドをシミュレートしたものです。コンボアンプに使われた、2スプリングタイプの、派手すぎないリバーブサウンドを作り出すことができるようです。
'70sリバーブは、最初期のデジタルリバーブを再現したものです。プレートリバーブのサウンドを再現するために、80個のメモリーチップを用いてディレイをパラレルで配列して作られた高価なマシンのサウンドを再現しています。まだDSPがない時代、デジタルチップを大量に用いた時代の音です。
'80sリバーブは、マイクロプロセッサーを使用したラック式のデジタルリバーブサウンドを再現しています。ホールの残響をシミュレートしたもので、現代的なリバーブサウンドが得られます。
リバーブサンプル

また、FLINTには隠しコントロールが存在しています。両方のフットスイッチをHOLDした状態でノブを回せば、リバーブのColorコントロールを除く4つのノブが別のコントロールとなります。
まず、トレモロのIntensityとSpeedノブは、Tremolo Boost/Cut、およびTap Subdividionコントロールとなります。Tremolo Boost/Cutは±3dBの範囲でトレモロの音量を調整可能。Tap Subdividionは、外部スイッチを使ってトレモロのタップテンポを行う際、タップ入力(4分音符)に対するスピードの出力を、4分、8分、16分、3連符で切り替えることができます。リバーブ側、MixとDecayノブは、それぞれReverb Boost/CutとEffect Orderコントロールとなります。Reverb Boost/Cutは±3dBでリバーブの音量を調整します。Effect Orderはトレモロとリバーブの接続順を切り替えるもので、左半分の位置ならリバーブが、右半分ならトレモロが先に接続されます。
入出力端子はInput、EXPとRight/Leftの2アウトプットで、EXPは外部コントロールペダルを接続します。外部コントロールは、タップテンポスイッチ、エクスプレッションペダル、Fevorite Switchが接続できます。タップテンポスイッチの場合はトレモロスピードを、エクスプレッションペダルならペダルのノブのうち好きなコントロールをアサイン可能、Fevorite Switchならプリセットを1つ保存可能となります。
また、インプットは裏蓋を開けたところにあるスイッチを切り替えることで、ステレオプラグ用に変えることが出来ます。1In2Outですが、ステレオイン、ステレオアウトにも対応しています。バイパスはトゥルーバイパスか、アナログバッファードバイパスを選択可能です。
サンプルムービー

相変わらず、コンパクトペダルサイズながら多機能でクオリティも高そうなペダルですね。
いろいろな使い方もできそうですし、音も非常によさそうです。これは欲しい!さすがStrymonですね。
 
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