そこからいくつかのモデルが発売されてきましたが、そのラストとなるモデルが登場したようです。
2種類あります。まずはEmpress Telecasterというモデルから見てみましょう。
この「Fender USA Limited 60th Anniversary Tele-bration Series Empress Telecaster」は、ボディ材にエンプレスウッドという材を用いたテレキャスターです。Fender USAの最上位シリーズ、Select SeriesのCarved Koa Top TelecasterやCarved Maple Top Telecasterでもボディ材として採用されているもので、軽く、テレキャスターと良く合う材ということですね。
エンプレスボディにモダンCシェイプメイプルネック、メイプル指板、22Fミディアムジャンボフレットを搭載。PUはHot Tele Single-Coil Pickup with Alnico 3 Magnetsを搭載。ヴィンテージスタイルの3Way裏通しブリッジを採用したモデルとなっています。1Vol、1Tone、3Wayセレクターとテレキャスター定番のコントロールですが、ToneコントロールがGreasebucket Tone Circuitというものになっています。この回路は、Toneを絞ってハイをカットした際に、ローを強調しないようにした回路です。
正確には「Fender USA Limited 60th Anniversary Tele-bration Series Lite Rosewood Telecaster」と長い名前になりますが、見ての通り、ボディにローズウッドを使用したモデルです。
テレキャスターには、有名なオールローズのモデルがありますが、それとはまた違った感じですね。ボディも、全てローズで作ると重くなってしまうため、ローズ-スプルース-ローズという構造とすることで軽量さも同時に実現したモデルです。レスポールのパンケーキみたいな感じですね。
ローズ、スプルース、ローズのボディにメイプルCシェイプネックを取り付け、ローズ指板、22Fミディアムジャンボフレットのモデルとなっています。ピックアップは'62 Tele Custom Single-Coil Pickupを搭載。ヴィンテージスタイルの3Wayサドルに1Vol、1Tone、3Wayセレクターと、ボディ材以外の部分はクラシックな定番スペックを採用したモデルとなっています。
というわけで、Tele-brationシリーズの最終モデルご紹介でした。
個人的に、Lite Rosewood Telecasterはきになりますね。見た目もすごく格好良いですし、音も良さそうです。これは正直、欲しい・・・!
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