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Orange伝統の50Wアンプヘッド、「Orange OR50H」が復刻!

伝統のブリティッシュギターアンプブランド、Orangeから1972年に発売された50Wアンプ「OR50H」が復刻されました。元々2008年頃に一度限定で復刻されたモデルで、とても人気があるので改めて復刻した、という感じのようですね。今年のNAMM SHOWにも出展されていたモデルです。
この「Orange OR50H Reissue」は、50W出力のフルチューブアンプです。プリ部にはECC83を3本、パワー部はEL34を2本搭載。1ch仕様のアンプで、コントロールはGain、HF Drive、Bass、Middle、Treble、Master Volumeとなっています。HF Driveはプレゼンスとパワーアンプのゲインを合わせたコントロールで、Orangeアンプの特徴ともいえるもの。また、これらのコントロールはラベルが無く、全てアイコンで表示されるデザインから、当時はPics Onlyアンプと呼ばれたということですね。
Master Volumeはフットスイッチで切り替えられるので、チャンネルとしては1つですが2モードのボリューム設定が可能という感じです。8/16Ωのスピーカー出力に対応します。

サンプルムービー(1分20秒あたりまで説明)

このアンプの元のオリジナルモデルはOrangeアンプサウンドの方向性を位置づけたモデルということもあり、いわゆるOrangeらしいサウンド、つまり倍音が非常に豊かな「ジューシー」と呼ばれるほどのドライブサウンドと、ブリティッシュアンプらしいクリーンサウンドが特徴、という感じでしょうか。
エフェクターと合わせても良い感じですね。正直、これはもうデザインだけでも欲しくなるレベル。Orangeアンプ、好きです。
 
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