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驚異の超多トラック対応オーディオインターフェイス、「RME HDSPe MADI FX」登場!

数々のインターフェイスやマイクプリアンプをラインナップするRMEから、驚異的なオーディオインターフェイスが登場です。
この「RME HDSPe MADI FX」は、PCIスロット2つを使って、なんと194チャンネル入力/196チャンネル出力、合計390チャンネルの入出力に対応する圧巻のオーディオインターフェイスです。
どちらかというと、自宅用とかのパーソナルモデルではなく、ステージやレコーディングスタジオ等で使用するプロフェッショナルモデルのオーディオインターフェイスなんですが、今後のオーディオインターフェイスをはじめとするデジタルの信号入出力系の姿を垣間見せるモデルだと思いますので、ご紹介したいと思います。
このモデル、2つのPCIスロットを使うサイズなので、本体には10個の入出力端子しかありません。しかし、それで390チャンネルの入出力に対応しているのです。
どういうことかというと、このオーディオインターフェイスを構成する最も重要な規格があります。それはMADI(Multichannel Audio Digital Interface)というデジタル端子です。この規格は、1つの端子で64チャンネルの音声をまとめて処理できる規格で、AMS/Neve、SSL、ソニー、三菱、AESというメーカー群で定義された規格です。2001年頃からプロオーディオ機器を中心に少しずつ浸透しはじめた規格で、RMEもこのMADI規格に対応したモデルに力を入れているメーカーです。
MADIは、光ファイバーケーブルを使って送受信する規格で、オプティカル端子(デジタル光学式端子)、またはコアキシャル端子(TVのアンテナのような端子)の2種類の端子があります。少しずつ浸透してきているとはいえ、まだまだMADIを採用しているメーカーは少ないんですが、1端子で64チャンネルを処理できるという超強力なポテンシャルから、特に多数のチャンネルを扱う現場での将来性が期待されています。
このRME HDSPe MADI FXは、オプティカル端子のMADI入出力を2つ、コアキシャル端子のMADI入出力を1つの合計6つ(3チャンネルの入力と出力で)のMADI端子を搭載。さらに、ブレイクアウトケーブル(分岐ケーブル)を使うことでAES/EBUの入出力(いわゆるXLR端子)、5ピンDINのMIDI入出力(標準的なMIDIケーブル)、デジタルデヴァイス向けのWord Clockの入出力の機能を搭載。また、3つのMADIチャンネルは仮想MIDI端子として動作させることもできます。
膨大なチャンネルに対応したオーディオインターフェイスですが、使わないチャンネルは自動的に非アクティブとすることで動作の軽量化も図られています。さらに、MADI FXのTotalMix FXという4096のチャンネルに対応したミキサーアプリが付属。ミキシングやエフェクト等細かな設定ができるミキサーです。また、このミキサーはiPhone等からのリモートにも対応しているということです。

で、こんな超ハイスペックなオーディオインターフェイスは一体何に使うのかというと、もちろんMADI対応機器を使ってパーソナル機器として使うこともできるんですが、これは完全に、PCを現場のサウンドを操作する根幹として使うためのモデルということになります。
今ではPCの性能も向上しており、また劣化のない光ファイバーケーブルを使うMADI端子であれば、たとえば大規模なライブハウス等で、ステージ側で、RME ADI642等の機器を使ってモニタや数々の入出力をMADIに変換し、2本の入出力ケーブルだけにし、サウンドを管理するPCに集めてしまうということができます。そして、実際にリハ等では客席からのリモートコントロールでリアルタイムにミキシングの度合い等を調整できるというもの。さらに、このMADI入出力を3つ搭載しているので、例えば大規模なフェス等の3つのステージを1台のPCで一括管理したりできる、というものです。また、レコーディングスタジオ等ならば、3つのレコーディングを1つのPCで管理したり、といった非常に大きな場所の管理をコンパクトに集約できる、というのがまさに画期的なモデルというわけです。オーケストラのような大規模な楽団のレコーディングも簡単に行えますね。

現時点では、正直言って1ユーザーやプレイヤーにとってはほとんど関係のない機材と言っても良いかもしれません。プロのエンジニアの方にしか興味を持たれないモデルとも言えますね。ただ、このMADIをはじめとしたデジタルの音声処理の可能性は、今後のオーディオインターフェイスやミキサー等の機器を考える上でとても大事なモデルになると思ったので、記事に書いてみました。

オーバービュームービー

もう、一言、すごい、としか出てこない機材です。今のデジタル最先端ってこういうところまで行ってるんですね。
 
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