iPadの感覚的な操作感を用いて、様々な音楽機器として使うモデルが増えてきています。
ギターエフェクターではDigitech iPB-10が本格的マルチエフェクターにし、Alesis iO DockはiPadをDAWマシンに変貌させ、Akai SynthStation49はiPadを本格的なシンセサイザーとして、Numark iDJ Proを使えば本格的なDJコントローラーになりました。
そして、今度はiPadを本格的なミキシングコンソールとして使えるツールが登場です。
この「Mackie DL1608」は、16chでPAからレコーディングまでをこなすコンパクトなミキサーです。
本体にiPadをセットすることでフェーダーやエフェクト操作を初めとするコントロールを、iPadのタッチスクリーンで実現。iPadでのコントロールにはMackie Master Faderという専用アプリ(無料)を使います。
ミキサーとしての機能は、16チャンネルのXLR入力、13〜16の4チャンネルはステレオフォン入力にも対応します。出力はメインアウトとAux Out6系統。あとヘッドフォンアウトも搭載しています。16のチャンネルには全てOnyxのアナログマイクプリアンプを搭載し、さらにPhantom電源にも対応。また、iPadを本体にセットすることで、音声のiPadへの書き込み、逆にiPad内の音源の再生も可能となります。例えばiPadにバッキングトラックを入れておいて使ったり、SEや開演前のBGMを流しておく際にも使えます。
そして、このミキサーはWifiを用いて最大10台までのワイアレスリモートコントロールが可能。リモートコントロールは、本体にiPadをセットしていなくても可能です(iPad内の音声再生やiPadへの録音は接続が必要)
このミキサーはラックマウントも可能となっているので、たとえばラックにミキサーを固定し、スタジオに設置、配線した状態で、エンジニアやプレイヤーがそれぞれ、自分のiPadでミキサーを操作しながら楽曲を作っていくようなことも可能ですし、ステージにこのミキサーを使えば、ステージ内で音を聞きながらミキサーの設定を調整するようなことも可能。もちろん、プリセットの呼び出しも可能です。
コンパクトなので、ストリートライブ等でのメインミキサーとして使うことも可能。各チャンネルに4バンドEQ、コンプ、ゲートのプラグインエフェクトやリバーブ、ディレイ、グラフィックEQ、リミッター等のマスターエフェクトも搭載。全てiPadからコントロールすることができます。
手軽な操作で、コンパクトで多機能なミキサー、ということですね。リモートコントロールも非常に便利だと思います。ライブからレコーディングまで使えるミキシングコンソールです。セットしたiPadやミキサー本体をロックする盗難防止機構も付いています。
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