その中で、より現代的なモデルも本家、または関連ブランドから作られていて、今回ご紹介する「Epiphone by Gibson Prophecy Les Paul Custom Plus GX」も、そんな現代的な仕様を持ったレスポールモデルとなります。2008年に登場したProphecy Les Paulの最新モデルです。
マホガニーボディにキルトメイプルトップを採用。SpeedTaper D-Profileというシェイプのマホガニーネックにローズ指板。そしてジャンボフレットの24F仕様です。ネック部は滑りの良いサテンフィニッシュとなっています。
ピックアップはGibson Custom Shop Les Paul Customと同様、Gibson 490R・498Tを搭載(ただし、Les Paul Customはカバードで、こちらはオープンタイプ)。ブリッジは固定式のLockTone Stopbar、LockTone Tune-o-maticを採用し、2Vol、2Tone、3Wayセレクターとなっています。このコントロールはフロント、リアそれぞれのVolがPush/Pull式のスイッチとなっていて、それぞれのPUのコイルタップも可能です。
このモデルは1Vol、1Tone仕様だった「Prophecy Les Paul Custom GX」のコントロールを伝統的な2Vol、2Toneに変更し、ネックをSatin Finishとして、さらにPUを490R/498Tに変更した形のモデルですね。
Gibson本気のピックアップを採用し、コイルタップ可能、さらに24F仕様で、キルトトップやバインディングもしっかりなされたモデルです。Epiphone exclusiveというストラップロックが最初から装備されている点も注目ですね。ナットはグラファイト、グローバーペグ採用です。ヘッドやネックには専用のインレイが入り、さらにノブのトップにもインレイが入っています。
ゴージャスな外観と先進的な仕様を実現したモデルですね。Epiphoneの中ではトップクラスのモデルですが、それでも非常に手頃な価格なのも魅力的です。ちゃんとハードケースも付いています。
サンプルムービー(GXモデルと日本未入荷のEXモデルのサンプル)
これはおもしろそうなギターですね。使いやすそうなレスポールだと思います。Epiphoneのレスポールって、ある意味実験的というか、かなり個性的なモデルが多くて面白いです。
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