Fender USAのレギュラーモデルの中で、手頃なMade in USAのモデルをラインナップするAmerican Specialシリーズに、限定のハニーバーストカラーを纏ったモデルが登場です。
ちなみに、現在のFender USAはアーティストモデルや限定モデル、メキシコ生産モデル(日本ではFender Mexicoと分けられていますが、ブランド区分としてはFender USAになります)を除くと、価格帯の高い順に「Select Series」「Vintage Hot Rod」「American Vintage」「American Deluxe」「American Standard」「American Special」という感じのシリーズラインナップとなっています。単に価格帯順に並べただけなので、どれが一番良いとか悪いとかは関係ありません。ものすごく簡単にそれぞれの特徴を言うと、コンポーネント系よりの仕様でモダンスペックなSelectシリーズ、ヴィンテージ再現モデルに+αの仕様を加えたのがVintage Hot Rod、ヴィンテージの仕様を再現したのがAmerican Vintage、Fenderサウンドを維持しつつ現代的な仕様としたのがAmerican Deluxe、スタンダードにFenderサウンドを求めるAmerican Standard、そして、より手頃にFender USAサウンドを、というのがAmerican Specialシリーズという感じです。もちろんそれぞれのシリーズの中でもいろいろな仕様があったりするので、ある程度欲しいスタイルのモデルを選ぶ指標としてシリーズを見ると分かりやすいかと思います。
さて、今回はそのAmerican Specialシリーズのモデルですね。70年代のモデルの外観を備え、サテンフィニッシュを採用したモデルとなります。FSR(ファクトリースペシャルラン)の限定モデルとなります。
Fender USA FSR American Special Stratocaster Satin
ラージヘッドにストリングガイドが2つ、ヘッド側から操作できるトラスロッドを搭載。薄いラッカーのサテンフィニッシュとすることでアルダーの木目が際立ち、また使用感の出やすいスタイルとなっています。Honey Burstカラーにメイプル指板のラージヘッドという組み合わせは意外に見ない感じがしますね。見た目も良いギターだと思います。
Fender USA FSR American Special Precision Bass Satin
アルダーボディ、メイプルスリムCシェイプネック、メイプル指板、20ミディアムジャンボフレットを搭載。ピックアップはAmerican Standard Precision Bass Alnico 5 Splitを1つマウントし、1Vol、1Toneコントロール、そして4Wayのブリッジとなっています。
こちらも使い込んだ味わいが出やすいという薄いラッカーのサテンフィニッシュのHoney Burstカラーです。
どちらも、個人的にけっこう好きな見た目です。元々ハニーバーストあたりのカラーは好きなんですが、どちらかというとGibson系のカラーというイメージがありました。ですがこうしてストラトやプレベに乗せてもよく合う色なんですね。スペックはシンプルでスタンダードな感じなので、使いやすいモデルだと思います。
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