ギタリストにとってオーバードライブが非常に重要なエフェクトとなっているのと同じように、ベースにおいてDIは、大変重宝するエフェクトです。
フロアマウントのプリアンプとして、ラインアウトしてそのままレコーディングできるツールとして、歪みも作れるオーバードライブとして・・・1台あるだけで非常に多彩な使い方をすることができます。
ベース用のDIペダルはギターのオーバードライブほどではないにせよ、たくさんのモデルが作られていて、中でも特に定番となっているのが「TECH21 Sansamp Bass Driver DI」、そして「MXR M-80 Bass DI+」です。
どちらもアンプシミュレーターのように使えるペダルで、エフェクターとしての使用だけでなくXLRアウトからラインレベルの信号を出力することが可能。さらに歪みを作ったり、EQ設定をしたりすることで多彩な音作りが可能なモデルとなっています。
さて、JOYOといえば低価格ながらハイクオリティなエフェクターを製作することで知られるブランドです。若干オリジナリティに欠ける部分はあるものの、それを超えるサウンドクオリティで、ギターエフェクターでは大変な人気となっていますね。
そんなJOYOから、ベース用DIが登場です!
この「JOYO DR.J SPARROW」は、ベース用アウトボードプリアンプ・DIペダルです。Low、High、Drive、Harmonics、Volume、MixのコントロールとEnd Liftスイッチを搭載。このスイッチはグラウンドリフトです。
通常のIN/OUTの他、XLR端子によるアウトプットも搭載。サウンドはナチュラルでクラシカルなトーンを得意とする、ということです。
形を見る限り、おそらくですがSansamp Bass Driver DIを基本とし、パラレルアウトを省いてアウトプット切替スイッチを廃した形ではないかと思われます。
XLRアウトを搭載し、本格的な音色ながら低価格を実現しているのはJOYOらしいですね。他のJOYOペダルとはまた違った筐体を使っているのも特徴的と言えそうです。
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